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タイ語を学ぶには?おすすめの講座3選を紹介

タイ語を学ぶにはさまざまな学習法がありますが、タイ語を習得するにはどのような方法が効率的なのでしょうか。独学、タイ語講座のあるスクールに通う、オンライン講座を受けるなどが挙げられます。

ここではタイ語を学ぶ方法、さらに具体的なタイ語講座を3つ紹介します。

タイ語を使う国はどこ?

タイ語を使う国はどこ?

タイ語という名称からも、タイで使用されている言語だということは分かりますが、タイ語は他の国や地域でも使用されているのでしょうか。

タイ語を使う国一覧

タイ語は、タイ王国の公用語であるだけでなく、東南アジアを中心にカンボジアやミャンマー、マレーシアでも使用されています。
また、ラオス語とは方言関係にあり、ラオス人の多くはタイ語を話せます。
ラオス語の口語もタイ語の影響を大きく受けており、タイ語がラオス国内で広く浸透していることが分かるでしょう。

タイ語を話せる人はどのくらいいるのか

世界には、およそ78億人の人が住んでいますが、その中にはタイ語を母国語とする人はもちろん、タイ語を母国語としない民族の中にもタイ語が堪能な人は多く存在します。

では、タイ語を話せる人は世界にどれくらいいるのでしょうか。

タイ語を話せる人は、タイにおよそ5,500万人、ラオスではおよそ350万人、ミャンマーでは700万人、その他のタイ系民族と合わせておよそ7,000万人いると言われています。

タイ語はどのくらいで習得できるのか

語学の学習をする際には、何のためにその言語を学ぶのか、どれくらいのレベルまで習得したいのか、動機や目標が重要です。
どれくらい学べばどの程度習得できるかの見通しが立てれば、モチベーションにも繋がるでしょう。

では、タイ語はどのくらいで習得できるのでしょうか。
まずはタイ語の特徴を知ることがポイントです。

タイ語の特徴

タイ語の大きな特徴の1つとして、声調言語であることが挙げられます。中国語のように、同じ音の単語であっても、声の高低の違いによって異なる意味の単語になってしまうのです。
日本語にはない声調があったり、日本語にはない子音の発音があったりと、日本語と発音が大きく異なることが分かるでしょう。そのため、タイ語の発音を聞き分け、習得することに難しさを感じる人は少なくありません。

文法においても、活用形のない孤立語で、英語でよく目にする動詞の過去形や分詞形、名詞の単数・複数形などがないのが特徴です。
タイ語の文字も漢字やアルファベットとは全く異なる文字です。タイ文字は子音字が44,母音字が9あり、それらを組み合わせてできています。
まずは文字の形を正確に認識することから始める必要があるでしょう。

発音や文法、文字など、日本語と共通点や類似点のある外国語は学びやすいですが、タイ語は発音も文法も文字も全て日本語とは大きく異なっているため、習得の難易度は高いと言えます。

どのくらいで習得できる?

タイ語を習得するには、まず発音をマスターすることがポイントになります。タイ語の特徴である声調をマスターすれば、習得スピードも上がるでしょう。
1日に何時間学習するか、毎日学習するのか、週に1回なのか、タイ語に触れる時間の長さによっても異なりますが、日常会話であればおよそ3ヶ月で身につくでしょう。
読み書きも含めると、1年くらいかかるケースが一般的です。

タイ語を学ぶにはどうすればいい?

タイ語を学ぶにはどうすればいい?

タイ語を学ぶには、いくつか方法があります。ここでは、独学、通学、オンライン講座について紹介します。

独学

タイ語を独学で学ぶには、まず発音をマスターすることが重要です。正しい発音を身につけないと意味が伝わらないだけでなく、別の意味に捉えられてしまう恐れもあります。
タイ語テキストなどの教材を用意し、繰り返し学習して発音や文法、基本的な単語を身につけます。
リスニング教材も用意すると、聞き取りや発音の習得にもなるでしょう。
テキストだけでなくタイのドラマや映画、タイソングなどで学習するのも良いかもしれません。

自分の好きなタイミングで学習が進められ、何を使って学ぶか自由度が高いのが独学の魅力です。
ただし、学習につまずいた時に質問できる先生がいないため、自分で解決しなければなりません。
独学で学ぶ際は、モチベーションを維持できるよう、タイへ旅行に行く、タイの友人を作るなど、積極的にタイ語を使用するような環境を用意するのが大切でしょう。

通学

タイ語を習得する方法として一番に通学をイメージする人も多いでしょう。通学では、マンツーマンやグループレッスンがあり、いずれも先生が学習をサポートしてくれるのが特徴です。
自分一人だけで学習を進めていくわけではないため、安心感があるでしょう。
分からないことがあれば質問でき、マンツーマンであればより個々のレベルに合わせて学習が進められます。

グループでのレッスンでも、タイ語をマスターしたいという目標を持った仲間と一緒に学習を進めていくため、お互いに支え合いながら学べるのが特徴です。自分以外の存在がいることでモチベーションも保てるでしょう。
ただし、タイ語が学べるスクールは限られるため、通える範囲内にスクールがないケースもあります。

オンライン学習

タイ語を学ぶ方法として、オンライン講座を受講するのも1つです。
パソコンやスマホ、ネット環境が揃っていればオンラインでタイ語講座を受けられるため、すきま時間を有効に使って学べるのが特徴です
基本的にマンツーマンで受講でき、レベルに合わせて学習を進められます。
また、講師を自分で選べるものが多いのもオンラインの魅力でしょう。
スクールが身近にない場合でも、講師から学びたいのであればオンラインは最適です。

ただし、ネット回線状況によってはスムーズに授業が進められないケースもあります。
また、微妙な発音や口の動きなどはオンライン越しでは正確に習得しにくいという面もあるでしょう。

タイ語講座3選

ここからは、具体的にタイ語講座3つを紹介していきます。
それぞれの特徴を比較し、自分に合った講座を探す際の参考にしてみてください。

セミナー名社名価格特徴・ポイント受講形式開催場所講座時間・回数教材・テキスト
バークレーハウス語学センター タイ語コースバークレーハウス
バークレーハウス語学センター
12,000円/月〜講師はネイティブなので、タイ語圏の文化・習慣などの紹介も取り入れながら、丁寧に指導してくれます。対面・オンライン対面・オンライン月2回〜
スリーエス・エデュケーションスリーエス・エデュケーションスリーエス・エデュケーション11,000円/月〜『発音』と『会話』にこだわり、しっかり伝わるタイ語のレッスンを行なっています。対面・オンライン対面・オンライン週1回〜
Berilitz タイ語教室Berlitz
Berilitz
13,943円/月~ランゲージセンターまたはオンラインで、場所も時間も柔軟に選べる学習スタイル。初心者から上級者まで、あらゆるレベルの人に対応しています。対面・オンライン対面・オンライン3ヶ月〜

バークレーハウス語学センター タイ語コース

バークレーハウス語学センターは、40年以上の実績に基づいた教授法であるSR教授法を採用しており、教材にもこだわっているため効率的に学べるのが特徴です。
通学だけでなく、オンラインも選べます。
一般タイ語会話、トラベル会話、ビジネス会話などコース展開も豊富で、マンツーマンとグループレッスンの両方用意されています。

コースにもよりますが、講師はネイティブ、日本人から選択できるため、希望がある場合は選びやすいのが魅力です。無料体験レッスンもあるため、クラスの雰囲気が掴めるでしょう。

日時固定の月額制と、好きな日時が選択できる回数券制の2つの支払い形態があります。
価格は全て税込みで、入会金は22,000円、月2回(2時間/回)通学した場合の月額は24,000円、月4回では44,000円です。
回数券は4回分で88,000円、10回で187,000円など、様々な回数のチケットが用意されています。
オンラインでは月2回(1時間/回)で12,000円、月4回で22,000円です。

スリーエス・エデュケーション

タイ語をはじめ、アジア言語をメインに学べる語学スクールです。
話せることにこだわったタイ語スクールで、発音や会話に重点を置いています。
一人ひとりに合わせて通じる発音が身につくよう、マンツーマンで発音の練習を受けられます。
入門クラスから上級クラスまで幅広い講座があり、自分のレベルにあった講座が見つかるでしょう。対面だけでなく、オンラインにも対応しています。

価格は全て税込みで、入会金は11,000円、グループレッスンは月4回(1回70分/2名、80分/3名)で11,000円、プライベートレッスンは月4回(60分/回)で17,600円です。
その他にも友人や家族と一緒に受講できるセミプライベートレッスンや旅行前集中コースなど、様々なコースから選べます。

Berilitz タイ語教室

Berilitz(ベルリッツ)では、クラス内では学習する言語のみ使用することが徹底されており、タイ語教室の場合もクラス中はタイ語のみ使用という独自メソッドで進められるのが特徴です。
タイ語のみを集中的に聞いたり話したりすることで、正しく自然な発音が身につけられます。

初心者から上級者まで幅広くクラスが設けられており、目的やレベルに合ったレッスンが受講できます。
ライフスタイルに合わせて通学だけでなく、オンラインも選択できるため、安心して学習を続けられるのもポイントです。全国に展開する語学教室のため、通える教室が多いのも魅力でしょう。

価格は全て税込みで、入会金は33,000円、マンツーマンの場合は28,334円~/月、マンツーマンのオンラインでは20,767円~/月です。
最大4名の少人数グループレッスンは17,600円~/月、オンラインの少人数グループレッスンは13,943円~/月です。

タイ語が活躍する場所

タイ語を習得すると、さまざまな場所で活用させることができます。

タイ旅行

タイ語を習得して活躍できる場所としてまず思い浮かぶのが、タイへの旅行ではないでしょうか。
海外旅行では、言葉が通じないことでトラブルが生じるケースが少なくありません。挨拶など必要最低限の言葉を身につけても、スムーズにコミュニケーションが取れず、思わぬトラブルに繋がることもあります。
現地でのコミュニケーションも、タイ語を習得していれば困ることはないでしょう。現地の人におすすめや穴場を聞くなど、スムーズに意思疎通が出来ることでより旅行が楽しめます

タイ語翻訳

日本は世界でも人気の観光地として知られています。訪日観光客の中には、タイから訪れる人も少なくありません。
日本に来た訪日観光客への案内や通訳など、タイ語の翻訳や通訳が出来る人を求める動きは高まってきています
タイ語を習得していると、タイ人観光客の翻訳や通訳として活躍できるでしょう。

仕事で役立つ

タイは日本との関わりが深い国で、現地には日系企業も多く集まっています
タイ人社員とスムーズに交流できるなど、タイ語ができることでそうした企業への就職に有利になる可能性は高いでしょう。

タイ語を習得して旅行や就職に生かそう

タイ語は発音が難しく、文字も身近な漢字やアルファベットとは大きく異なるため、日本では習得している人はそれほど多くない言語と言えるでしょう。
タイへの旅行に役立つだけでなく、タイ語を習得することで就職に生かせる可能性もあります

タイ語講座では対面やオンラインが選べ、さらにマンツーマンやグループなども選択できるため、自分に合った方法で無理なくタイ語の習得が叶えられるでしょう。