「3Dソフトを使えるようになりたいが、どれがいいかわからない」
「3Dソフトを学びたいので講座を受けたい」
という方は多いでしょう。
3Dソフトにはさまざまな種類がありますが、Mayaは3DCG業界でメジャーなソフトです。
この記事では、3Dソフトを学べる講座を比較して紹介しているので参考にしてください。
Mayaとは
Mayaとは、3Dコンピュータグラフィックスの制作に使用される3Dコンピュータグラフィックスソフトウェアの一つです。
主にゲームや映像制作、建築などの分野で使用されます。
Mayaは、世界的なソフトウェア企業であるAutodesk社が開発・販売しており、個人でも利用できます。
しかし、その豊富な機能と高度な技術が必要なため、一般の方が使いこなすのは難しいとされています。
また、価格帯は月額約7,000円からと、一般的なソフトウェアよりも高額です。
Mayaを使うことで、映画やゲームなどのビジュアルエフェクト制作、3Dプリントの作成、アニメーション制作、建築プロジェクトなど、幅広い分野で活用されています。
特に、映画やテレビドラマなどの特殊効果や3Dアニメーション制作で必須となっており、映像業界での求人案件でもMayaのスキルを求めるものが多くなっています。
比較ポイント
Maya講座を比較する上で、以下のポイントに注目することが大切です。
特徴
Maya講座によって学べる内容は多岐にわたります。
Mayaの基礎操作や3Dモデリング、アニメーション制作、VR/ARコンテンツ制作、ゲームエンジンの活用など、それぞれの講座によってカリキュラム内容が異なります。
また、Maya講座によっては、それぞれの業界で活躍する講師から直接指導を受けることも可能です。
価格
Maya講座の価格は、講座内容や講座形式によって異なります。
オンライン講座や自習型の講座であれば、月額数千円から受講できるものもあります。
一方、専門学校や短期集中型の講座であれば、数十万円以上の費用がかかることもあります。
また、Mayaのライセンスを個人で購入する場合は、一般的なソフトウェアよりも高額なため、講座受講生徒にとってはライセンスが提供されることが多いです。
受講形式や開催場所
Maya講座には、オンライン講座や通信講座、通学講座など、受講形式も様々あります。
また、講座開催場所も、専門学校やアートスクール、一般のスクール、オンライン教育プラットフォームなどがあります。
自分のライフスタイルに合わせた講座形式や開催場所を選ぶことが大切です。
講座の回数
Maya講座の回数も、講座内容や講座形式によって異なります。
短期集中型の講座であれば、1週間から2か月程度で学ぶことができます。
一方、専門学校などの長期講座では、数か月から数年程度かかることもあります。
自分のスケジュールに合わせた講座回数を選ぶことが大切です。
専門の業種や講師・テキストの有無
Maya講座は、映像制作、ゲーム制作、建築分野など、それぞれの業界に特化した講座が存在します。
また、講師やテキストが、それぞれの業界で活躍している人によるものである場合があります。
自分が目指す業界に特化した講座を選ぶことが大切です。
おすすめMaya講座一覧
以下は、オンライン講座や通学講座、短期集中型の講座など、様々な形式のMaya講座の中から、おすすめのものをランキング形式で紹介します。
セミナー名 | 社名 | 価格 (税込) | 特徴・ポイント | 受講形式 | 開催場所 | 講座時間・回数 | 教材・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Maya基礎セミナー | ![]() ProSkilll | 58,300円 | 短期間で基礎から実務レベルでMayaを効率よく学べる | 対面・ウェビナー | 東京会場・オンライン | 2日間 | Maya完全攻略セミナーガイド |
3DCGクリエイター講座 [Maya] | デジハリ・オンラインスクール | 322,300円 | 実践的な課題添削や講師への質問等、サポート環境も充実しているので初心者の方にも安心して受講可能。 | 動画授業 | オンライン | 約8ヵ月(35週間) | 参考図書1冊が付属 |
MAYAセミナー | ![]() 3DCGスクールalchemy | 各回 ¥10,000 | 各セクションをピンポイントで学べるハンズオン形式のセミナー | 動画授業 | オンライン | 全25回 | 使用ソフトはAutodesk Maya 2019 |
基礎から学ぶMAYA入門講座 | Born Digital | 各回1,000円 | 毎週火曜日更新、本講座は渡辺が生徒となり、合同会社ラフィカ代表の佐藤久哲氏に初歩から教えてもらいながら進めるオンライン講座 | 動画授業 | オンライン | ー | 動画 |
無料のMaya3D講座! | ![]() クリーク・アンド・リバー社 | 無料 | クリーク・アンド・リバー社を通して最終的に就職 | ー | 対面 | ー | ー |
Maya初心者に捧げる サルでもわかる3Dモデリング講座 | ![]() Udemy | 1,600円 | Mayaにおける基本操作を学ぶことができます | 動画授業 | オンライン | ー | ー |
1位 Maya基礎セミナー|ProSkilll
最速2日でMayaのプロを目指すなら、ProskilllのMaya基礎セミナーがおすすめです。
この講座の最大の特徴はMayaの画面構成を含む基礎的な操作から、ショートムービーやエフェクト効果の作成方法など実務で利用するスキルまで、網羅的に学べる内容である点です。
課題を解きつつ学ぶ、実践的な講座なので2日間の講習でスキルが十分習得できると人気です。
2位 3DCGクリエイター講座[Maya]デジハリ・オンラインスクール
デジハリ・オンラインスクールによる、Autodesk Mayaを使った3DCG制作に必要な知識を学ぶ講座です。
実践的な課題や講師からの質問対応など、サポートが充実しており初心者にも安心。
受講形式は動画授業で、オンラインで受講可能です。
講師は株式会社ポリゴン・ピクチュアズでレイアウト、キャラクターアニメーションを担当する古岩 祥幸が教えます。
またデジハリ生限定で、フリーランス案件をご紹介などのサポートも。
3位 MAYAセミナー 3DCGスクールalchemy
オートデスク株式会社認定Learning Maya Transition、Character Animation公式インストラクター伊藤克洋が教えます。
3DCGスクールalchemyが提供するAutodesk Mayaを使った3DCGのセミナーです。
各セクションをピンポイントで学べるハンズオン形式のセミナーで、受講者が自分で作品を制作しながら学べます。
受講形式は動画授業で、オンラインで受講可能です。講座時間は全25回で、使用ソフトはAutodesk Maya 2019です。
4位 基礎から学ぶMAYA入門講座 Born Digital
イラストの参考書籍で有名なBorn Digitalが提供するAutodesk Mayaを使った3DCGの入門講座です。
毎週火曜日に更新される動画講座で、渡辺が生徒となり、合同会社ラフィカ代表の佐藤久哲氏に初歩から教えてもらいながら進めます。
受講形式は動画授業で、オンラインで受講可能です。
5位 無料のMaya3D講座! クリーク・アンド・リバー社
クリーク・アンド・リバー社が提供する無料のAutodesk Mayaを使った3DCGの講座です。
対面での講座で、クリーク・アンド・リバー社を通して最終的に就職することができます。
ただし、就職できる業種はパチンコ業界も含まれており、ゲーム系に就職できるとは限りません。
6位 Maya初心者に捧げる サルでもわかる3Dモデリング講座 Udemy
Maya初心者に捧げる サルでもわかる3Dモデリング講座は、Udemyが提供するAutodesk Mayaを使った3Dモデリング講座です。
Mayaの基本的な操作を学ぶことができ、初心者にもわかりやすい内容となっています。
受講形式は動画授業で、オンラインで受講可能。
この講座では、3Dモデルを作成するための基本的な操作や、マテリアルの設定、照明の調整、カメラの設定などを学ぶことができます。
Maya講座選びの注意点
Maya講座を選ぶ際には、以下の点に注意することが大切です。
自分が目指す分野の内容を学べるか
Mayaは、映画制作、ゲーム制作、建築分野など、それぞれの分野で使用されることが多いです。
自分が目指す分野で必要とされるスキルを学べるカリキュラムであるかどうかを確認することが大切です。
カリキュラムに不足がある場合は、別の講座を探す必要があります。
レベルが自分に合っているか
Maya講座には、初心者向けの講座から上級者向けの講座まで、レベルによって異なるものがあります。
自分のスキルレベルに合わせて、適切なレベルの講座を選ぶことが大切です。
初心者向けの講座であっても、自分のスキルに合わせて進めることができるオンライン講座もあります。
Maya講座のメリット・デメリット
Maya講座のメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
まずは、Maya講座のメリットについて解説します。
Mayaは幅広い業界で使われており、さまざまな既存・未来の技術に応用できることがメリットと言えるでしょう。
イラストにも応用できる
Mayaは、3Dモデリングやアニメーション制作に使われることが多いですが、イラストにも応用することができます。
たとえば、Mayaを使って3Dの素体を作成し、それをペイントソフトで色付けすることで、リアルなイラストを制作することができます。
3Dの素体からイラストを生成する案件もある
近年、AIによるイラスト制作技術が発展していますが、3Dの素体からイラストを生成する案件もあります。
Mayaを使った3Dモデリングのスキルは、AIが普及しても、必要とされるスキルとなるでしょう。
デメリット
デメリットとしては、必ずしも会社がMayaを利用しているわけではないことです。
しかし3DCGソフトは操作方法は違っても基本的な概念は同じであることが多いため、「Mayaだけではやっていけない」というわけではありません。
Mayaを使わず別のソフトを利用している会社もある
Mayaは、3Dコンピュータグラフィックスの制作に広く使用されているメジャーなソフトウェアですが、Mayaを使わずに別のソフトウェアを利用している会社もあります。
Mayaに限らず、それぞれの会社や業界で使用するソフトウェアが異なるため、Mayaのスキルが必ずしも求められるわけではありません。
Maya講座の口コミ
Maya講座について、受講生の口コミを紹介します。
Maya基礎セミナー
引用:Maya基礎セミナー|ProSkilll
3DCGクリエイター講座 [Maya]
引用:デジハリONLINE
無料のMaya3D講座!
引用:クリーク・アンド・リバー社
Maya初心者に捧げる サルでもわかる3Dモデリング講座
引用:Udemy
まとめ
Mayaは、3Dモデリングやアニメーション制作、映像制作など、さまざまな分野で使用されるソフトウェアです。
Maya講座を受講することで、現場で求められるスキルを身につけることができます。
Maya講座の選び方には、自分が目指す分野の内容を学べるか、レベルが自分に合っているかなど、様々なポイントがあります。
また、Maya講座には、通学講座やオンライン講座など、様々な形式があります。
自分のライフスタイルに合わせて、適切な講座形式を選ぶことが大切です。
Maya講座の口コミも参考にし、自分に合った講座を選びましょう。