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おすすめのMicrosoft Office研修5選!提携会社割引があるものも

ビジネスマンにとってMicrosoft officeは必須のスキルです。
「Microsoft officeを使える方」を求める企業は多く、使いこなせれば仕事の選択肢がぐっと広がります。
とはいえ、「パソコンなんて、メールとネットサーフィンにしか使っていない」「そもそもMicrosoft officeがインストールされていない」という方もいるはず。
大丈夫です!いちから丁寧に教えてくれる講座がたくさんあります。
この記事では、数ある講座のなかから厳選した、Microsoft officeをしっかり学べるおすすめの研修をご紹介します。

Microsoft Office(マイクロソフトオフィス)とは

Microsoft Office(マイクロソフトオフィス)とは

Microsoft Officeとは、マイクロソフトが開発したオフィススイートで、ワードプロセッサーのWord、スプレッドシートソフトのExcel、プレゼンテーションソフトのPowerPointなどが含まれます。多くの企業や学校で用いられています。最近では高校や中学校でも授業に取り入れられるようになりました。

比較ポイント

Microsoft Officeを学ぶ研修には、大きく分けて

  • Microsoft Officeを構成するワード、エクセル、パワーポイントなどを別々に学ぶもの
  • MOS資格取得をめざすもの

があります。
今回はMicrosoft officeの資格であるMOS(Microsoft Office Specialist)取得を目指せるものをご紹介しています。さらに、特にビジネスで利用頻度の高いMOSワードとMOSエクセルを取得できるものを比較しました。

比較ポイントは

  • 価格
  • 受講形式
  • 開催場所
  • 時間・回数
  • 教材・テキスト

の5点です。

価格

Microsoft Office研修は、複数回の研修をまとめて受けるコース制を取っていることがほとんどです。
ワードとエクセルで個別にコースを開講している場合もあれば、2つをまとめて申込むと少しお得に受講できる場合もあります。
また、まったくの初心者向けのものもあれば、少し触ったことがある人向けのものもあります。前者は価格が高め、後者は安めです。

受講形式

続いて重要なのは受講形式です。
一斉に大勢で同じ講義を受講する形もあれば、1人あるいは少人数で受講する形もあります。
リアルタイムに行ってくれる研修もあれば、録画を配信するものもあります。
個別指導やリアルタイムのものほど価格が高めです。ご自身の予算とのバランスを見て決めましょう。

開催場所

オンライン配信や通学型、あるいは両方を組み合わせたものもあります。
通学型は、教室の場所も重要です。複数校舎の併用や、オンラインとの組み合わせに応じている学校もあります。
通学型の場合、土日祝に開いている校舎かどうかや、営業時間も大切です。

時間・回数

時間と回数も大切な比較ポイントです。
ワードあるいはエクセルそれぞれで13回、つまりトータルで26回かかるコースもあれば、ワードとエクセルを合わせて16回で終えるコースもあります。回数が少ないと1回あたりの受講時間も長めです。
学校や会社の帰りに受けるなら、1回あたりの時間はあまり長くとれないかもしれませんが、休日にまとまった受講時間をとれるなら、日数を減らすことができます。
ご自身のライフスタイルに合わせて選びましょう。

教材・テキスト

最後の比較ポイントは、教材・テキストです。
市販テキストを使用するものもあれば、独自教材を開発しているところもあります。教材の更新頻度も大切です。
無料体験や資料請求などで実際の教材やテキストを見て、自分が勉強したいと思えるか確認しましょう。

おすすめのMicrosoft Office研修比較表

以上の比較ポイントを一覧にしたものが次の表です。

セミナー名社名価格特徴・ポイント受講形式開催場所講座時間・回数教材・テキスト
MOS対策講座ProSkill
ProSkill
19,800未経験から2日でMOS合格を目指し、基礎から応用まで習得できる内容対面・ウェビナー東京・名古屋・大阪2日間オリジナル教材と模擬試験
基礎からのMOS Word&ExcelKENスクール
KENスクール’
総額192,500円
入学金30,000円
(提携企業割引あり)
学割(20%)あり
校舎は少なめ

  • 個別指導
  • フリータイム制
  • 卒業後3ヶ月までパソコン・ソフトを無料で利用できる
  • 平日中心の開講
通学型主要都市にある校舎76時間テキスト込
Microsoft office specialist/Associate 2013/2016/2019対策講座ハロー!パソコン教室
ハロー!パソコン教室
総額95,920円
(2019の場合。2013や2016は値段が異なる)
(Word 42,900円テキスト3,410円、Excel46,200円
テキスト3,410円)
入会金11,000円(キャンペーンあり)
  • 教室数が多い
  • MOS試験数全国一位
  • 振替制度
  • 高い合格率
通学型全国190箇所の教室27回・54時間
(2019の場合。Word 13回・26時間、Excel 14回・28時間)
テキスト込
「FOM出版社」市販テキストと、オリジナル教材
MOS Word&Excel2科目パック資格の大原
資格の大原
総額35,600円
  • 非常に安価
  • 映像通学
通学型 映像通学は東京の2校のみ
自宅で受講する通信講座も可
16回・40時間テキスト込
市販テキスト利用
Word 2019/2016試験対策コース
Excel 2019/2016試験対策コース
資格の学校TAC
資格の学校TAC
総額59,800円
(Word、Excel各29,900円)
  • 比較的安価
  • Excelの初歩を知っている人対象
専用ウェブサイトからのオンデマンド配信12回・26時間(Word、Excel
各6回・各13時間)
12回・26時間(Word、Excel
各6回・各13時間)
テキスト込
MOSスペシャリスト2科目資格取得Winスクール
Winスクール
総額221,000円
(受講料220,000円、入学金9,900円、教材費:13,200円)
  • Office系資格の一発合格率99.3%
  • 1回の受験で確実に合格できるよう個別指導に力を入れている
  • 年間1,500社の企業研修実績
通学型全国50校の校舎40回・60時間テキスト込

MOS対策講座

ProSkillのMOS対策講座は、2日間でMicrosoft未経験からでもMOS試験合格を目指せるようカリキュラムが組まれています。対面受講は東京・大阪・名古屋の会場で行われ、オンラインウェビナーでの受講も可能です。

対面場合はMicrosoftソフトインストール済みのパソコンの貸与もあります。基礎から応用まで、わかりやすく丁寧な解説を実施しているため、口コミでの評判も良好です。

受講費用も19,800円とリーズナブルで、受講時に配布されるテキストも分かりやすいと評判です。また、最終日に行われる模試でも出題範囲を的確に押さえている、という評判もあります。

MOS対策講座の口コミ

事務業務の人材育成として採用した社員2名に受講してもらいました。これまで何となく使っていましたが、受講後すぐにWord・Excelの多様な機能が使えるようになっており驚きです。短期間で今では即戦力になっております。

提携会社割引がある!「KENスクール」

KENスクールは校舎数は少ないものの独自のサポートが充実した学校です。
提携企業を通じて申し込めば、入会金無料で研修を受けることが可能です。提携会社には有名な派遣会社が多数登録されています。
もしご自身がこうした会社の派遣社員をしていて、さらにスキルアップをしたいと考えているなら、ぜひ利用してください。
講義は1対1の個別指導で、フリータイム制を取っており複数校舎を併用できます。
受講中から卒業後3ヶ月までは、パソコンとソフトを無料で利用でき(校舎内で貸与)、他校ではなかなかない充実したサポート体制です。
その分価格はやや割高です。また、土日祝の休みが多く、とくに日曜日はほとんどの校舎がお休みしています。平日も19時頃までの運営です。
休職・求職中の方は問題ないですが、もしすでにお仕事がるなら、就業時間内に研修を受けさせてもらえないか会社と相談してみてください。

少人数指導と高いMOS合格率!WINスクール

確実に合格を目指したい方におススメなのはWINスクールです。
費用はかなり高額ですが、少人数指導に力を入れています。校舎も多数あり、複数校舎の併用やオンライン受講との組み合わせも可能です。
自分が受けたい曜日・時間のブースを予約して、当日はブースで映像講義を受講し、わからないことがあればその場にいる講師に直接質問できます。
WINスクールはMOSの合格率が99.3%と業界トップレベルです。
さらに卒業後のために就職や転職のサポートやセミナーも開催しています。
提携会社割引はないようですが、年間約1,500社、1万人以上の企業研修実績があります。ご所属の会社によっては既に受講可能な研修として含まれているかもしれません。

コスト重視!大原の映像通学

とにかく費用を抑えたい方におススメなのは大原の「映像通学」です。
こうした通信講座は安価で手軽ですが、あまりに安くても品質やサポートが不安ですよね。
この点、大手資格予備校の大原が提供する映像通学はおススメです。安価ながら、東京の2校(水道橋校と池袋校)限定ですが映像通学ブースで勉強できるので、自宅にパソコンやソフトがなくても勉強できます。
もちろん自宅から映像を見ながら受講する形式でも開講しています。ただ値段は同じなので、通える環境があるなら映像通学がおすすめです。
回数は16回・40時間と、他の講座と比べると少なめです。
大原はほかにも、独学者にむけた「試験対策コース」や、パワーポイントを加えた3科目をセットで勉強する「MOS 3科目パック」も提供しています。
企業研修も応じており、提携企業なら割引価格で受講できます。ご所属の会社が提携しているか確認してみてください。

いつもの教室で受験できる!「ハロー!パソコン教室」

ハロー!パソコン教室は業界トップレベルの合格率を誇っています。
また、研修会場となるハロー!パソコン教室のほとんどがMOSの試験会場として使われているので、いつも勉強している場所で本番の試験を受けられるという他にはないメリットもあります。
研修自体は、録画された講義を校舎で視聴して、その場にいるインストラクターに質問できるという形です。
個人向けでも60分あたり1,650円ですが、中小企業に対しては「雇用調整助成金」を用いた企業研修も提供しています。もし助成対象の企業なら、従業員1人あたり2,100円でMicrosoft officeのマスター講座を受講できます。助成対象かどうかは、公式サイトを通じて社労士の方に相談できます。

既修者対象のコースなどバラエティ豊かに容易!「資格の学校TAC」

最後にご紹介するのはTACの既修者対象のコースです。
こちらはエクセルやワードを少しやったことがある方に向けて作られています。
その分金額は2講座合わせて59,800円と、他の講座よりも安価です。内定者・新入社員研修としてもよく提供されています。ただ自宅で教材や動画を見ながら学習する自習スタイルですので、自分で学習のリズムが作れる方にお勧めです。質問も専用サイトやメールを通じてしか行えないので、直接講師に教えてもらいながら勉強したい方には向いていません。ご自身の学習スタイルを考えて選んでください。

Microsoft Office研修選びの注意点

Microsoft Office研修選びの注意点

ここまで5つの比較ポイントをもとにご紹介してきましたが、次のような点にも注意してください。

希望する曜日・時間の混雑状況を聞く

通学型の場合ですが、自分の希望する時間帯の混雑状況を確認してください。
とくに平日夜間は、仕事帰りの方が殺到するので予約枠の奪い合いになります。
Microsoft Officeはパソコンを実際に操作してこそ身につくので、通信講座よりも圧倒的に通学講座の方がおすすめですが、予約が取れないのでは勉強になりません。
多くの公式サイトでは「いつでも受けられる」とうたっていますが、ぜひもう一歩踏み込んで、希望する曜日・時間の実際の混雑状況を確認するようにしてください。

モチベーションが上がる教材・講師を探す

Microsoft Office研修は長いものだと4か月から半年近くかかります。
ですから、教材や講師が自分の好きな雰囲気のものかどうか、必ず確認しましょう。
オンデマンド配信だと、映像の作り方にも上手なところと下手なところがあります。なかには、昭和レトロな、どことなく古臭い映像を使っている学校もあります。
必ず実際の教材を確認して、自分に合うか確認しましょう。

予約した時間には必ず行く

会社が設定してくれた研修の場合は問題ないのですが、自分でスケジュールを組むものもあります。
そうした場合、時間の自由が利く半面、自分に甘い人ほど「今日は疲れたから明日にしよう」という先延ばしが増えます。
すると、いざ新しい回の勉強を始めても、前回の内容の復習に時間を取られ、かえって非効率になりがちです。
ですから、一度予約を入れたら、その予定は死守しましょう。振替制度を設けている研修もありますが、利用はほどほどに。

会社や学校で復習の機会を作る

どのような勉強も、ただ知識として知っているだけでは使い物になりません。
何度も使うことで習熟するのがMicrosoft Officeですから、新しい使い方を学んだら、できるだけ次の日に、仕事や学校で試すようにしましょう。毎回の宿題をしっかりとこなすだけでも大丈夫です。
早く復習すればするほど、記憶が定着して自分の身になります。「勉強と復習はセット」であることを忘れないで下さい。

Microsoft Office研修のメリット・デメリット

Microsoft Officeは、研修ではなく独学で学習することもできます。
では研修をあえて利用するメリットやデメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
主に次のようなものが考えられます。

メリット

  • 基本的な使い方から、ビジネスシーンで実用的な機能まで幅広く学べる
  • とくにMOS講座の受講は、キャリアアップにつながる。
  • 初心者対象のものから既修者向けまでさまざまなコースがあり、自分の理解度に合ったものを選べる。

デメリット

  • 通学型も通信型も自分で勉強する力が必要。復習を怠れば合格にはつながらない。
  • Microsoft Officeのバージョン更新に注意。現在も2013、2016、2019が併存している。
  • 提携企業割引や助成金を活用できることもあるが、提供元によっては受講料が高額になる。

ワード講座の口コミ

最後に各スクールの口コミを見てみましょう。資格の大原とTAC以外は、公式サイトに口コミが掲載されていました。

Winスクールの口コミ

「20日間でMOSを3科目習得できて、就職も決まりました!
これまでは入力作業しかできていなかったけど、パソコンを使った事務のスキルを短期間で学べるということでWinスクールに決めました。7月頭から一気に学習して20日間で資格も取れて卒業もできたので、とてもうれしかったです。受講中に、美容系の事務の仕事に就職がきまり、もう月末からは働くことが決まっています。先生方には大変お世話になり、ありがとうございました。」
引用:仕事で活かせる・資格に強いスキルが身につくパソコン教室|Winスクール

ハロー!パソコン教室の口コミ

「仕事をしながら自主勉強を始めましたが、「今日は疲れたし勉強はまた明日にしよう。」 といった感じで、自主ゆえの甘えが出てしまい、両立はなかなかうまく行かずにいました。
そのため、転職活動も思うように行かず困っていた時に、休日に立ち寄ったショッピングモールで、チラシをもらったのがキッカケで教室を知りました。仕事が終わってからになる点と、毎週○曜日などの確定が難しい点を クリアしていたので「ココだ!」と思い通う事にしました。
講師の方が親切で、分からないところを丁寧に教えてくださったため、初めてのワード講座でも安心して受講することができました。」
引用:受講者様の声|MOSに合格するならハロー!パソコン教室のMOS対策講座

KENスクールの口コミ

「口コミの評価がよかったのと、実際に体験を受けて講師の方々の対応や授業のカリキュラムを組んで頂いた際に、自分の目標・レベルに合っていると感じ入学しました。」
引用:卒業生・在校生の声|パソコン教室なら【KENスクール】

まとめ

需要も多いMicrosoft Officeには、多種多様な研修が提供されています。
内定者や新卒採用者向けのほか、中堅社員の資格取得対策のものもあります。
今回ご紹介したように、内容や講義形式によって値段の差が大きいので、ぜひこの記事で紹介した比較ポイントを参考してください!