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中国語を学ぶには?おすすめの講座3選

外国語には非常に数多くの種類がありますが、その中でも実用性が高いという理由で、中国語が注目を集めています。
人口が多く、日本との関係が深い中国の人が使うため、ビジネスシーンで活用できる可能性が高いです。

中国語を学びたいのであれば、講座を活用すると良いでしょう。
では、どのような講座があるのか、中国語学習に関する様々な情報と共に紹介していきます。

中国語が成り立った歴史

中国語が成り立った歴史
現代で使用されている中国語は、紀元前15世紀から3世紀までの、古代漢語がルーツとされています。動物の骨や甲羅に、中国語の元になった文字が刻まれた遺物が出土しています。その段階で、すでに漢字の元になる文字や中国語の発音は存在していました。
そして、4世紀から13世紀の中期になると、使用される文字が漢字として統一されます。その後、14世紀以降に方言のひとつである官話が中心となり、現代の中国語として使用される普通語が成立しました。

世界中で中国語を話せる人はどれくらいいるのか

中国語を母語としている人は、およそ13億人から14億人程度だとされています。その大部分は、中国と台湾、シンガポールが占めています。そして、中国語を第2言語としている人は、約2億人です。
そのため、実質的には15億人から16億人の人が、中国語を話せると考えておくと良いでしょう。
また、15億人から16億人というのは、中国の教育で使用されている普通語が対象です。方言など、細かなニュアンスが違うものも含めると、より多くなります。

中国を習得できるようになるまでの期間とは

一般的な中国語の文章を翻訳したり、日常的にスムーズな会話をしたりするために必要な期間は、およそ2000時間から3000時間とされています。1日に1時間学習したとして、およそ5年半かかると考えると良いでしょう。
ただ、比較的難易度が低い日常会話程度であれば、200時間から300時間の学習でできるようになる場合が多いです。また、効率的な学習をすれば、1000時間ほどで、スムーズな会話や翻訳ができるレベルになることも不可能ではありません。

中国語を学ぶにはどうすればいい?

中国語を学ぶにはどうすればいい?
中国語を習得したいけれども、具体的にどのように学べば良いのかわからないという人は少なくありません。
効率的に中国語を学ぶためには、一定の手順に沿うことが重要です。

では、どのような手順で学べば良いのか、確認していきましょう。

まずは発音を覚える

中国語を学ぶ際にまず押さえておかなければならないのは、発音です。
中国語の発音は、36個の母音と21個の子音によって構成されています。その組み合わせをひと通り覚えておかなければ、中国語の発音やリスニングをすることは難しいでしょう。
したがって、基礎中の基礎として、最初に発音を身に付けなければなりません。

簡体字の読み書きを習得する

中国語では、簡体字と呼ばれる漢字が使用されます。簡体字は、日本で使われている漢字とは違う部分が多いです。
中国語の発音を身に付けたら、その簡体字の読み書きができるようになることを目指しましょう。
基本的には、単語の暗記が中心の学習となります。単調な暗記作業が続きますが、中国語学習の軸になるため、疎かにしてはいけません。

中国語の文法を学ぶ

簡体字の単語を覚えたら、文法を理解する段階に入ります。使用される頻度が高いものを中心に、実践的な文法を覚えていきましょう。
基礎となる文法を理解した上で、自分の表現として使いこなせるようになることが大切です。
また、読み書きだけでなく、人が話している文法をリスニングし、理解できることを目指しましょう。

覚える単語と文法を増やして上級を目指す

中国語学習でレベルアップするためには、使用できる単語と文法を増やすしかありません。
そのため、身に付けた単語と文法を忘れないように注意しながら、新しいものを覚えていきましょう。
どのような単語や文法を覚えていけばわからない場合は、中国語検定を基準にすると良いです。複数の級に分かれているので、級ごとに習得すべき単語と文法を把握できるでしょう。

初心者向け中国語講座3選

それでは、中国語講座のおすすめを、3つ紹介していきます。

セミナー名社名価格特徴・ポイント受講形式開催場所講座時間・回数教材・テキスト
ECC外語学院 中国語コースECC外語学院 中国語コースECC外語学院11,880円〜目的や条件に合わせて中国語を学ぶ様々な講座を選べます。少人数制・担任制なので、初心者の方でも安心して始められます。対面・オンライン対面・オンライン3回〜あり
天天中文天天中文
天天中文
5,800円/月〜会話能力向上を最重視。会話力向上のための教材、プログラム、講師が揃っています。オンラインオンライン3時間コース〜あり
PaoChaiPaoChaiPaoChai248,000 円〜プログラム修了後も継続的な自己学習が可能。修了後も長期的なアドバイスをもらえます。オンラインオンライン2ヶ月〜あり

ECC外語学院 中国語コース

多種多様な外国語講座を開いているECCには、中国語コースもあります。グループレッスンが中心で、初心者でも問題なく参加することが可能です。
そして、受講する人の主体性を重視しているという特徴があります。
学校の授業のように、講師が一方的に話すだけでなく、学んだ内容を自らアウトプットする形です。
一緒にレッスンを受けている人同士で、コミュニケーションを取ることもカリキュラムに含まれています。実際に中国語を使用したやり取りができるため、学習内容が身に付きやすいでしょう。

ECC外語学院は、レギュラーコースやオンラインレッスンなど、中国語コースの中でも選択肢が豊富です。そのため、自身が中国語を学ぶ目的や学習スタイルに合わせた選択がしやすいでしょう。
受講する目的は、特に限定されていません。ビジネスシーンで中国語を使用したい、中国に関する文化を学びたいなど、色々な理由で受講可能です。

天天中文

中国語でコミュニケーションを取ることをした講座で、会話をすることに力を入れています。また、独自の学習手法を取り入れているのも特徴です。
ただ単に単語や文法を暗記するだけではなく、右脳を重視し、無意識レベルで中国語を使いこなせることを目指す手法です。
そして、中国語の学習レベルに応じた、複数のカリキュラムが用意されています。基礎から上級レベルまで幅広いレベルのカリキュラムがあるため、初心者でも問題なく受講可能です。
習熟に応じてカリキュラムのレベルを上げれば、中国語を使ってなめらかな会話をすることも不可能ではないでしょう。

PaoChai

中国語を使って、会話ができるようになることを目指す講座です。発音と文法という基礎から始めるため、初心者でも問題なく受講できます。
そして、効率的に中国語学習ができるように、中国語独学マップという、独自のカリキュラムを用意しています。人によって異なる中国語レベルを数値化して、学習内容を決めるカリキュラムです。
レベルごとに最適な内容が用意されているので、無駄のない学習を実現できるでしょう。

また、PaoChaiのカリキュラムは、受講中だけでなく、修了後のことも考えてあります。
受講中に身に付けた学習法を使って、最終的には1000時間の中国語学習をすることが目標です。
もし、修了後に独自学習ができそうにない場合は、オプションでアフターサポートを受けることもできます。

習得した中国語を活用できる場所

習得した中国語は、世界中の色々な場面で活用できます。
具体的にどういったところで使えるのか、例を紹介します。

中国人を相手にした接客

日本には毎年、観光やビジネスなど様々な目的で、大勢の中国人が訪れます。その人達を相手に、接客をすることができます。
飲食店や宿泊施設など、幅広い場面の接客で活用できるでしょう。
ある程度マニュアルが決まっている接客の場合、ネイティブスピーカーのように、高レベルな中国語スキルは必要ありません。
そのため、初級講座を受講したレベルの中国語であっても、仕事で使える可能性は高いです。

海外での営業活動

中国語は、中国本土を始めとして、シンガポールやマレーシアなどでも広く使用されています。そのようなアジア圏での営業活動にも、習得した中国語を活用できるでしょう。
もちろん中国語で自らの意思を伝えられるレベルにならなければなりませんが、使いこなせるようになれば、ビジネスチャンスを得られる可能性は高くなるでしょう。
自らの事業のために営業をしても良いですし、企業の海外部門に所属して、営業活動をするという選択肢も生まれます。

日本語と中国語間の通訳

細かなニュアンスが理解できるほどレベルの高い中国語を習得した場合、通訳に活かすことも可能です。中国から日本に来た人のサポートをしたり、中国語圏に行く日本人について回ったりするなど、色々な場所で活躍できるでしょう。
日本と中国はどちらも、重要な国として認識しています。そのため、お互いを行き来する人は少なくありません。
したがって、日本語と中国語間の通訳は必要とされることが多いでしょう。

将来的な需要増も期待できる中国語

中国語は、今でも色々な場面で活用されています。そして、将来的に中国経済がより成長すると、中国語の需要はより高まるでしょう。

また、単純に使用している人の数が多いため、大勢の人とコミュニケーションを取るために活用することも可能です。
したがって、何か言語を習得したい人は、中国語を選ぶのも良いでしょう。

そして、効率的に習得するために、講座を活用することをおすすめします。