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おすすめのAIエンジニア講座4選!メリットデメリットも徹底比較

近年、AI技術は非常に進歩しており、様々な分野で導入されるようになっています。
そのためAIを開発したりデータ分析を行う「AIエンジニア」は、注目度が高まっている業種です。

注目度の高いエンジニア職ということもあり、AIエンジニアを養成する講座も登場しています。
ただ、AIエンジニア講座は非常に多く存在するだけではなく、AIエンジニアの役割によって必要となる講座内容も大きく異なります。
そのため「どの講座で学んだらいいのだろう」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は特におすすめのAIエンジニア講座を4選ほど紹介します。
講座を選ぶためのポイントやAIエンジニア講座のメリットデメリットも紹介しますので、今の自分に必要な講座を見つけることができると思います。
ぜひ記事を参考にして、AI業界で活躍するエンジニアになってください。

AIエンジニアとは

AIエンジニアとは、AI(人工知能)を開発するエンジニアのことです。
AIエンジニアの仕事は大きく分けて2種類あります。

  • AI開発
  • データ分折

ここでは、それぞれについて詳しく解説します。

AI開発

AIは大量のデータ(ビックデータ)を与えることで学習し、これを「機械学習」と呼びます。
機械学習をAIに行わせるためのプログラムを組んだり、システムを開発したりするのが主な業務です。
さらにAIエンジニアは、AIをサービスに組み込むためのプログラミングを行うこともあります。

AI開発はシステムを開発したり、独自のプログラミングを組む必要があるため、高度な知識や技術が必要です。
AI開発で最も多く使用されているのが、Pythonになります。
データ解析に使用されることが多いRや実行速度が速いC++やJuliaなども使用されています。

データ分析

AIエンジニアにとって、データ分析も欠かせない業務です。
大きく分けて「データサイエンティスト」と「データアナリスト」の2種類が存在します。

データサイエンティスト

データサイエンティストは、AIをどのように活用するかという課題を解決します。
収集したデータを収集したデータを分析するだけではありません。
AIのアルゴリズムを解析する必要があるので、プログラミングの知識も必要となります。

課題解決という点では、データサイエンティストにはコンサルティング能力も必要です。
プログラミングの知識とコンサルティング能力の両方を求められるため、データサイエンティストはマルチな役割を求められる役職でもあります。

データアナリスト

データアナリストは、ビックデータの解析を行います。
大量のデータから業務システムのニーズを予測したり、解析を行ったりします。
高度な分析力を求められるため、数学や統計の知識が必要となる業務です。
また解決案の提案や検証などを行うことからコンサル能力が求められる場合もあります。

比較ポイント

AIエンジニアは将来的な可能性の高い業種ということもあり、様々な講座が存在します。
AIエンジニアの業務内容が多岐にわたることもあり、講座選びは非常に重要なポイントです。
ここでは講座を比較するための4つのポイントを解説します。

  • 特徴
  • 価格
  • サポート
  • 目的

4つのポイントを参考にして、自分のニーズに合ったAIエンジニア講座を探してください。

特徴:AIエンジニアの専門のコースが存在するか?

AIエンジニア講座を選ぶ際に重要な点が、専門のコースが存在しているという点です。
実はAIの歴史が浅いこともあり、トレンドに乗る形でAI関連講座を設置しているスクールも少なくありません。

講座名に「AI」と付いているだけで、実際にはプログラミングを教えるだけの講座もあります。
また、Webマーケティングのスクールが関連講座としてAIの講座を設けている場合も。

勿論、プログラミングやWebマーケティングの知識は全く不要というわけではありません。
ですが、AIエンジニアとして実務レベルで活躍したいという方は、専門のコースが存在しているスクールを利用するのがおすすめです。

価格:料金に見合うカリキュラムか?

AIエンジニアの講座の費用は、それぞれのスクールによって大きく異なります。
中には50万円前後と非常に高い費用が必要となる講座も少なくありません。
費用が高いから「悪い」というわけではありませんが、自分が学びたいポイントを実現する費用として適正かチェックしてみてください。

チェックする方法として、無料カウンセリングや体験講座がおすすめです。
ぜひ複数のスクールを比較検討してみてください。
きっと自分の目的と費用感が一致する講座が見つかると思います。

サポート:就職&転職支援が充実しているか?

就職や転職のためにAIエンジニア講座で学習したいという方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、就職や転職支援が充実している講座を選ぶようにしましょう。

キャリアアドバイザーによる就職相談などサポート体制が充実していることもあります。
就職相談では模擬面接の実施や就職しようとしている企業の情報などを教えてもらうことも可能です。
AIエンジニアの業種が全く未経験という方の場合、特におすすめになります。

目的:どんなAIエンジニアになりたいか?

「AIエンジニアとは」の項目でも紹介しましたが、AIエンジニアの業務は多岐にわたります。
全ての業務を把握するとなると、かなりの時間を要してしまうので自分がなりたいAIエンジニア像を絞るのがおすすめです。

たとえば、AI開発をしたいという方の場合、PythonだけではなくC++などの言語も学習できる講座を選びましょう。
一方、データサイエンティストなどの場合は、分析や解析などを専門に取り扱う講座が充実しているかチェックしてみてください。

おすすめAIエンジニア講座4選

ここまでAIエンジニア講座を選ぶためのポイントを4つ紹介しました。
目的によって受講できる講座が大きく異なるため、「どの講座を選んだら正解か分からない」と不安になられてしまった方も多いのではないでしょうか。

そこで、AI開発向け講座を2つ、データ分析向けの講座を2つそれぞれ紹介します。
セミナー名や価格、ポイントなどを比較一覧表にまとめましたので、参考にしてください。

セミナー名社名価格特徴・ポイント受講形式開催場所講座時間・回数教材・テキスト
AIプログラミング実習
WinSchool
196,900円(税込)企業研修なども行っているスクール。
Pythonプログラミングとセットにしたお得なコースもあり。
個別指導全国50校(オンラインも可)90分×20回(30時間)オリジナル教材
AIエンジニア育成講座
VOST
78,000円(税込)対面講義やオンライン受講ではない場合、さらにリーズナブルに受講することも可能。対面講座/オンライン東京3回オリジナル教材
データ分析講座Aidemy Premium528,000円(税込)~会員数が日本最大のスクール。転職支援なども充実しており、給付金対象講座でもある。オンラインオンライン3ヵ月~動画
現場で使える機械学習・データ分析基礎講座スキルアップAI176,000円(税込)アルゴリズムから体系的に学習することが可能。
より実践的なカリキュラム内容となっている。
オンラインオンライン事前学習8時間+ライブ講義16時間(4日×4時間)オリジナル教材

【AI開発】AIプログラミング実習/WinSchool

WinSchoolのAIプログラミング実習は、AIシステムのプログラミング技術を学習することができます。
プログラミングの知識だけではなく、AIの基本知識や機械学習のシステム開発まで学ぶことが可能です。

AI開発だけではなく、プログラミングの知識を必要とするデータサイエンティストとして活躍したい方にもおすすめの講座です。
また、プログラミングなどが未経験の初心者の方の場合、Pythonプログラミングの知識を学習することができる講座がセットとなっているコースもあります。

講義スタイルは個別指導であるため、不明点を気軽に聞ける点も本講座の魅力です。
教室は全国50ヵ所に存在しますが、希望した場合、オンラインでも講義を受けることもできます。

【AI開発】AIエンジニア育成講座/VOST

VOSTのAIエンジニア育成講座は、短期間で履修できるおすすめの講座です。
3日間という短期間ではありますが、基礎から応用までしっかりと学習することができます。

講義スタイルは大きく3種類に分かれており、少人数の対面講義やZoomを利用したオンライン講義だけでなく、自分のペースで学習できるeラーニングがあります。
自分の学習スタイルにあわせて学習方法を選べるので、無理なく学習を進めることが可能です。
またeラーニングの場合、通常の講義と比べて2万円もお得に学習することができます。

【データ分析】現場で使える機械学習・データ分析基礎講座/スキルアップAI

データ分析だけではなく、機械学習の概論から学ぶことができるのがスキルアップAIの「現場で使える機械学習・データ分析基礎講座」です。

重要なアルゴリズムを体系的に学習することができるため、より実践的なデータ分析を行うことができます。
また、講座では実際のビジネスデータが使用されているので、現場で直ぐに活躍できる人材に成長することも可能です。

AIエンジニア講座を受講するか迷われている方は、無料トライアル動画をぜひチェックしてみてください。
約40分相当の無料トライアル版がネットで公開されています。
授業の分かりやすさや自分のレベルに合った講座であるかを確認することも可能です。

【データ分析】データ分析講座/Aidemy Premium(アイデミープレミアム)

Aidemy Premium(アイデミープレミアム)は日本最大級の生徒数を誇るプログラミングスクールになります。
AIに特化した講義が複数存在しますが、データ分析について学習したい人には「データ分析講座」が、おすすめです。

座学だけではなく実際に自分で手を動かしてデータ分析に取り組むカリキュラムも用意されています。
そのため、より実践的な内容の課題に取り組めるという点もAidemyの魅力です。

AIエンジニア講座選びの注意点

AIエンジニアとして活躍するために、おすすめの講座を4つほど紹介しました。
ここでは、講座を選ぶ時に注意したい下記の3つのポイントについて解説します。

  • プログラミングのレベルは適切か?
  • 講義スタイルが合っているか?
  • サポート内容は充実しているか?

プログラミングのレベル

AIエンジニア講座の中には、プログラミングの知識が前提となる講座もあります。
必要となるプログラミングの知識が、どのようなレベルなのかは講座を契約する前に確認してください。

一般的には実務レベルのプログラミング知識ではなく、学校や独学で学習した程度の知識があれば問題ないことが多くなります。
もし、プログラミングの知識が全くない場合も無料で学習できる講座がありますので、ぜひチェックしてみましょう。

講義スタイル

講座を選ぶ上で大切なポイントとして、講義スタイルもあります。
AIエンジニア講座の多くはオンラインスタイルですが、中には対面式の講座もあります。

短期間でも3ヵ月前後という講座が多いため、無理なく続けられる講義スタイルがおすすめです。
自分のライフスタイルに講義スタイルが合っているかチェックしてください。

講座の中には対面式ではなく、録画された動画を視聴するだけの講義もあります。
一定レベルの知識があり、質問などはチャットで解決できるという方の場合は、オンライン形式でも問題ありません。
ただ初歩的なことなどを質問したいという方は、対面式やマンツーマンのオンライン指導を導入している講座を選びましょう。

サポート内容

講座によってサポートの内容は大きく異なりますので、注意が必要です。
チェックポイントとして「チャット質問サービス」「添削サービス」「就職支援サービス」の3つが存在します。

チャット質問サービスは、疑問に思った点を直ぐに解消することができる便利なサービスです。
特に初心者の方はチャット質問サービスがある講座を選ぶようにしましょう。

プログラミングなどを行う場合は、添削サービスを受けることで実力をつけることができます。
講座によっては添削の回数が制限されている場合もありますので、事前にチェックしてください。

就職支援サービスは、AIエンジニア講座学習後に転職や就職をしたい人におすすめのサービスです。
転職エンジニアの紹介やキャリアアドバイザーからアドバイスを受けることもできます。

AIエンジニア講座のメリット・デメリット

これからのIT業界で欠かすことのできないAIエンジニア。
学習する上でメリットしかないように思われがちですが、まだまだ新しいジャンルということでデメリットもあります。
ここでは、メリットだけではなくデメリットも解説します。

メリット

AIエンジニア講座を受講するメリットは非常に多いですが、ここでは代表的なものを2点紹介します。

  • 短期間で学習を修了が可能
  • 年収の大幅アップが可能

短期間で学習を修了が可能

AIエンジニア講座の多くは、3ヵ月前後で学習を修了することができるものが多くなります。
大学のように毎日通う必要や数年にかけて学習する必要がないため、気軽に学習を始めることが可能です。

講座によっては、短期間の学習期間でも修了時に検定などを受けることができ資格を取得できるものもあります。
現在、AIに関する国家資格はありませんが、転職の際に有利に働く可能性は非常に高いです。

年収の大幅アップが可能

AI業界は、人材不足ともいわれている業界です。
そのため、就職や転職の際には、AIエンジニアとしての学習経験があるということで、大幅に年収がアップする可能性が高くなります。

特に海外の企業の場合、AIエンジニアに対して800万円~1500万円の年収を提示することもあります。
英語力などが求められますが、語学力に自信がある方は大幅な年収アップも夢ではありません。

デメリット

続いてAIエンジニア講座のデメリットを2点ほど、紹介します。
デメリットに対する対策も解説しますので、ぜひチェックしてみてください。

  • プログラミングの知識が必要
  • 日進月歩のジャンル

プログラミングの知識が必要

講座によってはプログラミングの知識が必要となるものもあります。
特にPythonの知識を持っていることが前提という講座も少なくありません。
さらに講座の中ではPythonの基本情報には触れてもらえないため、全く理解できないこともあります。

対策として事前に自分の学習レベルに合った講座か確認する必要があります。
また、プログラミングの経験が全くない方は、Pythonの学習もおすすめです。
Pythonはプログラミングの中でも基本的な言語となるため、習得にさほど時間がかからないので安心してください。

日進月歩のジャンル

AI業界は日進月歩のジャンルです。
そのため、一度AIエンジニア講座を学習したら、生涯AIに関する知識は問題がないというわけではありません。
そのため、就職や転職などに数年かかった場合、AIエンジニアとしての知識が過去のものになってしまう可能性もあります。

対策としては、就職や転職のサポートが充実しているスクールを選ぶようにしましょう。
講座を受講中からキャリアアドバイザーに相談することができたりするため、講義修了後、スムーズに転職活動をすることも可能です。

Python講座の会社別口コミ

AIエンジニア講座の学習をスタートする前に、ぜひ実際に寄せられた口コミをチェックしてみてください。
ここでは、おすすめした4講座の口コミをまとめました。

WinSchoolの口コミ

色々なプログラミングスクールを調べましたが、先生がいた方がすぐに質問でき、自分には合っているかなと思い入学を決めました。
プログラミングに触れることが初めてだったので、難しいと感じることはたくさんありましたが、問題を解いて自分のものにできたと思えたときは嬉しかったです。
引用元:WinSchoolの口コミ・評判
理解が及ばず、何度質問しても、実際の現場ではこんな時に使うなど、とても分かりやすく解説してもらえるので助かります。
Winスクールに決めて大正解でした。
引用元:WinSchoolの口コミ・評判

VOSTの口コミ

プログラミングやAIエンジニアについて、非常に丁寧に1から教えていただいたので、全くの素人の私でも理解することができました。
プログラミングの仕組みから楽しさ、難しさ、AIエンジニアに関して今後知っておくべき知識など、多くのことを学ぶことができました。
テキストも丁寧に解説が書いてあるので、後から復習する際にも助かります。
引用元:AIエンジニア育成講座を受講したお客様の声

Python、AIともにどのように学習していけばよいか迷っていました。
受講したことで、これから学習をどのように進めていけば良いかを掴めたのがとても大きかった。
各ツールの使い方や各分野での実装方法の基本も学べ、実際に各方面に活用していこうとしたときに、かなりの時短になると思った。
引用元:AIエンジニア育成講座を受講したお客様の声

Aidemy Premiumの口コミ

今回、プログラミングを学ぶのがほぼ初めてという状況からスタートしたのですが、 そんな自分でも簡単なデータ分析ができるんだな、という励みになりました。
データ分析については、売上予測など今の仕事でも活かせる部分がありそうで、 実務でも挑戦していきたいと思います。

引用元:Aidemy(アイデミー)受講生の声

Aidemyを受講してみて、やはり独学では難しいなと感じました。
「,」ひとつ足りないだけで挫折することもあるので、気軽に質問できる環境は必要だと思います。
引用元:Aidemy(アイデミー)受講生の声

スキルアップAIの口コミ

対面講義はみんな集中していて真剣な雰囲気です。予習のなかで出た疑問や、その場で出た質問などに回答してもらいつつ、講義が進みます。

受講者は、新人エンジニアからベテランエンジニア、はたまた私のようなマーケターまでさまざまです。みんな質問するポイントがちがい、ほかの方の質問から得た気づきなどもありました。

引用元:スキルアップAI・受講生の声

まとめ:学習する目的に合わせた講座選びがポイント!

今回は、今、注目が高まっているAIエンジニアのおおすすめ講座をご紹介しました。
おすすめの講座だけではなく、下記についても解説しています。

  • AIエンジニア講座の選び方
  • AIエンジニア講座のメリット・デメリット
  • AIエンジニア講座の口コミ

新しく生まれた職業ということもあり、様々なAIエンジニア講座が存在します。
そのため自分のレベルや目的に合った講座を選ぶことが非常に重要です。
この記事を参考にして、ぜひ自分に合ったAIエンジニア講座を探してみてください。