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MOS試験のおすすめテキスト7選!選び方も紹介

MOS試験をお金をかけずにテキストだけで学習したいという方も多いかと思います。最近はMOS資格の出題範囲だけに絞った内容のテキストも多く、モチベーションが維持できれば独学でも合格は難しくはないです。

今回の記事では、MOS試験独学の強い味方となるテキストの選び方や、おすすめのテキスト、テキスト以外の学習方法を紹介いたします。

MOSの出題内容と対策ポイント

MOSの出題内容と対策ポイント

MOS試験の対象となっているソフトは「Word」「Excel」「PowerPoint」「Access」「Outlook」の5種類で、一部のソフトはさらに「スペシャリスト(一般レベル)」と「エキスパート(上級レベル)」に分類されています。
それぞれのソフトの大まかな出題範囲は以下の通りです。

各ソフトの大まかな出題範囲

Word一般レベルと上級レベルがある。一般レベルでは文書の書式設定や保存、文字列の挿入や段落の設定、表やリストの作成など基本的なスキルが問われる。上級レベルではそれに加えて、文書のテンプレート管理や検索、置換、索引作成などのさらに高度なスキルも試験範囲に含まれる。
Excel一般レベルと上級レベルがある。一般レベルではブック内の移動、オプションとカスタマイズの表示、書式設定、テーブルやグラフの作成などの基本的スキルが問われる。上級レベルではそれに加えて詳細な条件付き書式、関数を用いた論理演算、ピポットテーブルなども試験範囲に含まれる。
PowerPoint一般レベルのみ。スライドの挿入、変更、グループ化、テキストの書式設定、リンクや図の挿入など、基本的なスキルが問われる。
Access一般レベルと上級レベルがある。一般レベルではデータベースの作成と変更、テーブルの作成と管理、クエリの作成と変更などの基本的なスキルが問われる。上級ではさらにデータベースの構造変更、フォームのコントロール設定なども試験範囲に含まれる。
Outlook一般レベルのみ。メッセージの作成と管理、予定表の作成、連絡先の作成や管理などの基本的なスキルが問われる。

対策はテキストで行なうのが基本

MOS対策の方法は色々ありますが、独学でやる場合は、テキストを見ながら実際にソフトを操作する、という方法が最もおすすめです。

テキストを読むだけではなかなか頭に入ってきませんし、かといってやみくもにソフトを触っても体系的な知識が身につきません。そういった意味では、MOS対策においてテキスト選びは非常に重要と言えます。

MOSの勉強方法についてさらに詳しく知りたいという方は、こちらの記事を参考にしてください。

MOSの勉強方法は? 合格するための学習方法や選び方について解説

ただし、独力だけで合格するのは難しいという方が一定するいるのもまた事実。そういった方には、後述する講座の受講をおすすめします。

失敗しないMOSテキストの選び方

失敗しないMOSテキストの選び方

ここでは、MOSテキストを選ぶうえでのポイントを纏めています。テキストの種類が多すぎて選べないという方は是非参考にしてください。

受験するバージョンにあっている物を選ぶ

テキストを選ぶうえでいちばん大切なのは、受験するバージョンに合っているものを選ぶことです。OfficeソフトはバージョンによってUIや操作方法が異なるからです。

例えばWord365を受験しようと考えているのに、Word2019のテキストを選んでしまってはいけません。基本的なことですので必ず抑えておきましょう。

解説が丁寧でわかりやすい物を選ぶ

問題集形式のテキストは多いですが、問題をただ解いていくだけでは体系的な理解ができません。

問題を解いたあとにしっかり復習できるように、そしてなぜ間違ったのかを理解できるように、解説が充実した物を選びましょう。

模擬試験プログラムが付いてくる物を選ぶ

MOSテキストの中にはCD-ROMなどで模擬試験プログラムが付いてくるものもあります。そのプログラムを起動すると、本番に近い形式の模擬試験が始まります。

本番の雰囲気に慣れておきたいという方は、模擬試験プログラムが付いてくるテキストを選んだほうがいいでしょう。

MOS試験の本番の雰囲気を更に知りたいという方はこちらの記事も参考にしてください。

MOSの試験会場を選ぶ際のポイントと会場の雰囲気を紹介!

MOS特有の表現が使われている物を選ぶ

MOS資格の試験では、ある程度対象ソフトに慣れている人でもあまり見かけない独特な表現が使われることがあります。

こうした表現にあらかじめ慣れておけば、本番で迷ってしまうリスクを減らせるでしょう。

MOSテキストおすすめ7選

ここでは、MOSテキストの中でも特に学びやすくおすすめのものを全部で7つ紹介いたします。

よくわかるマスターMOS Word 365&2019 対策テキスト&問題集

MOS Word365&2019の出題範囲を完全網羅した充実のテキストです。2020年版です。解説で概要を学び、Lessonに回答するという流れの繰り返しで試験範囲を確実に学習できます。

5回分の模擬試験がついている上、その全解答を動画で確認できるなど、アフターフォローも万全です。

なお、よく分かるマスターシリーズは2023年版のものもありますが、本記事で紹介している2020年版は365&2019両対応なのに対して、2023年版は365のみ対応となっています。
365を受ける方はどちらでもいいですが、2019を受ける方は必ず2020年版の方を選びましょう。

MOS攻略問題集 Word 365&2019

MOS Word365&2019向けの問題集です。練習問題に特化しているので、ある程度学習を進めた人向けの内容となっています。

模擬試験も5回分ついており、本番さながらの緊張感を味わえます。

よくわかるマスターMOS Excel 365&2019 対策テキスト&問題集

MOS Excel365&2019の操作方法がこれ一冊で学べる、初学者にとってありがたいテキストです。

出題範囲の機能だけでなく、実際の操作方法も丁寧に解説されているので、初学者でもスムースに学ぶことができます。

MOS攻略問題集 Excel 365&2019

MOS Excel365&2019向けの問題集です。「本誌解説」「模擬練習問題」「模擬テストプログラム」の3つの教材で試験範囲を完全カバーしており、模擬テストプログラムもついています。

よくわかるマスター MOS PowerPoint 365&2019対策テキスト&問題集

PowerPointを基礎から応用まで学べる、PowerPoint受験者に最もおすすめのテキストです。

実践力が身につく内容になっているため、初心者でも着実に実力をつけられます。一冊をマスターした頃にはMOSに合格できる力はもちろん、プレゼンテーション力も身についていることでしょう。

よくわかるマスターMOS Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集

MOS試験の対象の中では比較的マイナーなソフトであるAccessについて解説した貴重なテキストです。
データベースに初めて触れる方でも、躓くことなく学習を進められます。

できる Outlook パーフェクトブック 困った!&便利ワザ大全 2021&Microsoft 365対応

基本操作から応用テクニックまで幅広く解説されている、初学者向けのテキストです(MOS専用テキストではありません)。
Outlookに関してはMOSに特化したテキストがありませんが、このテキストでだいたいの範囲はカバーできます。

MOSをテキスト以外で学ぶ方法

MOSをテキスト以外で学ぶ方法

独学に行き詰まった方や、とにかく短期間で確実に合格したいと考えている方におすすめなのが、様々な資格学校やスクールが開催している講座です。プロ講師の話を聞きつつ、実際にソフトを操作しながら学べるため、テキストよりも効率よく学習ができます。

わからないところがあってもすぐに質問できるため、体系的な知識も身に着けやすいです。時間をかけたくない、お金はある程度かかってもいいという方には、こちらのほうが圧倒的におすすめです。

なかでも合格への近道となるのが「MOS対策短期集中講座」。わずか2日間の集中講座で、MOS WordおよびExcelの一般レベルの知識が身につきます。受講者満足度は99%以上。

開催場所は東京及び大阪ですが、ライブウェビナーなら全国どこでもオンラインで受講できます。詳細は以下のページで確認できます。

MOSのテキストについてまとめ

MOSのテキストについてまとめ

MOS試験に独力で合格を目指す方におすすめのテキストを紹介いたしました。MOS試験は独学でも地道に学んでいけば合格までたどり着くことはできるでしょう。

一方でなるべく短期間で合格したい方や、独学に限界を感じている方には講座もおすすめです。講座ではわずか未経験者でもわずか2日で、Word&Excelの一般レベルに合格できる力を身につけられます。オンラインでも受講できるので、気になる方はぜひ受講してみてください。