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公認会計士の講座4選!幅広い会計の仕事に関わる資格は講座での学習がおすすめ

会計資格の中でも最高峰に位置する公認会計士。
公認会計士は、企業の経理や財務だけでなく、コンサルティング、監査など幅広い会計の仕事に関われるのが特徴です。
独学も可能ですが、試験科目数や学習量の多さから通信教育や専門学校を選ぶ人が多いのが現実。

ここでは、試験合格の近道となる公認会計士講座の特徴や価格を比較します。

公認会計士になるために必要とされるスキル

公認会計士になるために必要とされるスキル

公認会計士になるには

公認会計士試験を受けるためには、大卒か高卒かなどの学歴や年齢は一切問われません。
誰でもチャレンジできる試験ですが、司法試験や弁理士資格と並び最難関の国家資格として位置づけられています。
2022年に行われた公認会計士試験の合格率は、わずか7.7%でした。
晴れて公認会計士試験に合格し、実務補習と2年以上の実務経験を積むことで、公認会計士としての仕事ができます。

公認会計士に求められる能力

公認会計士試験に合格できるための基礎能力はもちろんですが、正確に財務諸表などを読み取る高い会計知識や処理能力が求められます。
クライアントと仕事をするための基本的なPCスキルやコミュニケーション能力も必要です。
公認会計士は監査法人へ就職を希望する人が多いですが、企業の経営やコンサルティング、独立して会計事務所を経営するなどさまざまなキャリアパスがあります。

人気の公認会計士の4講座を徹底比較

それでは人気の公認会計士の4講座を比較しながら紹介していきます。

セミナー名社名価格特徴・ポイント受講形式開催場所講座時間・回数教材・テキスト
公認会計士CPA
CPA会計学院
68手厚いサポート体制に定評があります。
2022年には606名の合格者を輩出し、合格率が最も高いスクール。
通信で学習する場合にも、通学と同レベルの動画を視聴し、教材で演習が可能。
通学・通信通学・通信提供あり
公認会計士講座クレアール
株式会社クレアール
52万円通信教育で効率的に短期間で合格へ導くメソッドを採用し、試験に頻出される問題に絞って演習ができる。
Webに特化していることもあり、授業料が他社より安く、効率的に学習したい人に向いている。
通信通信提供あり
公認会計士講座大原
資格の大原
73万円指導実績が豊富な講師陣が指導を担当し、学習目標と進捗を講師がチェックしてくれるなど、モチベーションの維持も欠かせません。
教材や講師の質が安定しているため、着実に合格に近づきたい人におすすめ。
通学・通信通学・通信提供あり
公認会計士講座TAC
TAC
278千円1年で短答式の合格を目指す、効率的なカリキュラムで、少ない負担で学習が始められる
LEC公認会計士講座の模試や答練が本試験で多数的中していることから、本講座を選ぶ人も多い。
通学・通信通学・通信1年提供あり

CPA

  • 費用68万円
  • 学習方法通学、通信
  • 校舎新宿、早稲田、水道橋、日吉、梅田など

Certified Public AccountantCPA)は、公認会計士試験に特化した専門予備校です。
高品質な教材や圧倒的な合格率、手厚いサポート体制に定評があります。
2022年には606名の合格者を輩出し、合格率が最も高いスクールです。
通信で学習する場合にも、通学と同レベルの動画を視聴し、教材で演習が可能。
講義やテキストのわかりやすさにも定評があり、通信でも安心して学習できるでしょう。
わからないところは、いつでもチューターに電話質問が可能など、丁寧なフォローが人気です。

クレアール

  • 費用52万円
  • 学習方法通信
  • 校舎水道橋

クレアールは、国家資格や公務員などの受験指導を行うWeb専用の通信スクールです。
通信教育で効率的に短期間で合格へ導くメソッドを採用し、試験に頻出される問題に絞って演習ができます。
膨大な学習範囲のある公認会計士試験において、長年の経験から生み出されたノウハウと独自の非常識合格法に基づいた教材が特徴のクレアールの公認会計士講座。
Webに特化していることもあり、授業料が他社より安く、効率的に学習したい人に向いています。
合格実績は公表されていませんが、大学在学中に合格した学生も多く利用。リーズナブルに効率的に合格を目指す人に最適です。

資格の大原

  • 費用73万円
  • 学習方法通学、通信
  • 校舎水道橋、大阪、福岡など全国に47

一発合格主義を掲げる資格の大原。
全国に校舎を展開するとともに、映像通学、通信教育などライフスタイルにあった学びができます。
毎年試験の傾向を分析し、オリジナル教材や指導につなげるとともに、指導実績が豊富な講師陣が指導を担当。
学習目標と進捗を講師がチェックしてくれるなど、モチベーションの維持も欠かせません。
2022年には334名の合格者を輩出し、十分な合格実績を持ちます。
資格の大原は、簿記や公務員試験まで幅広い資格に対応する予備校のため、費用は高めの設定です。
教材や講師の質が安定しているため、着実に合格に近づきたい人に向いています。

LEC

  • 費用短答278千円、論文268千円
  • 学習方法通学、通信
  • 校舎水道橋、池袋など全国に50

法律、会計、医療まで幅広い資格講座を展開する資格の総合スクールLEC1年で短答式の合格を目指す、効率的なカリキュラムで、少ない負担で学習が始められます。
短答と論文で講座を分けているため、リーズナブルに資格取得を目指す人に最適です。
LEC公認会計士講座の模試や答練が本試験で多数的中していることから、本講座を選ぶ人も多いです。
資格を熟知した講師陣が科目別に講座を担当し、担任制で安心して受講できます。

公認会計士講座を選ぶときに注意したいこと

公認会計士講座を選ぶときに注意したいこと

合格率だけで選ぶ

合格率が高ければ、それだけ合格できそうな気がする人が多いです。
合格実績が高ければそれだけ、教材や講師陣の質が高いことがわかります。
しかしながら、講座を受けさえすれば誰でも受かる試験ではありません。
合格者の数は参考程度にし、教材や講師の質など、自分がしっかりと勉強できる環境を提供してくれるかどうかを確認しましょう。

サポート体制がしっかりしているか

公認会計士資格が独学で難しいのは、膨大な範囲に加え、専門的な知識が必要とされるためです。
そのため、講義を受けただけでは疑問点が出てくることも。
そんなときに心強いのが、質問ができる体制です。
講師との距離が近い講座やチューター、担任制度があれば、わからないことをそのままにせずに効率的に学習を進めることができるでしょう。
サポートは、メールや電話の他、LINEやチャットなどのサービスを提供している講座もあります。
自分にあったサポート体制が整っているかどうかを確認してください。

費用面で選ぶとき

公認会計士講座は平均で50万円以上かかることが多いです。
そのため、安い講座から比較検討する人も多いでしょう。
安さだけでなく、価格が講座の内容に見合っているかどうかを確認することが重要です。
価格を抑えたい人は、通学よりも通信講座を選ぶとリーズナブル。
通信講座は通学より学習の進捗が自分自身のやる気にかかっていることも多いため、サポート体制が手厚い講座を選びましょう。

公認会計士講座を受けるメリット・デメリット

公認会計士講座のメリットとデメリットはこちらになります。

公認会計士講座を受けるメリット

公認会計士講座を受けるメリットは、独学よりも効率的に学習が進められ、合格に着実に近づくことです。
公認会計士試験を熟知した専門家が教材や講座を作っているため、最新の法改正に対応した試験対策ができます。
記述式など添削が必要な試験にも対応しているため、正しい記述方式が身につきます。
公認会計士は2年ほどの学習期間が必要とされています。
長い期間の学習に必要なモチベーションは、独学では難しいです。
講座を利用すれば、担任や講師のサポートがあり、学習を続けていけるでしょう。

公認会計士講座を受けるデメリット

公認会計士講座を受けると、一定以上の費用がかかってしまいます。
50万円以上の費用が必要になるため、気軽にチャレンジできないのがデメリットです。

公認会計士の講座を受けた人の口コミ

公認会計士の講座を受けた人の口コミ

公認会計士の講座を受けた人からは、動画やテキストでわかりやすく学習が進んだという声が多いです。
論点がまとまっているため、効率的に学習ができ合格につながったという人や、仕事を持ちながらも、移動中などの隙間時間が合格につながったと口コミもありました。
公認会計士講座は、通学だけでなく、Webやアプリなど幅広い学習スタイルを提案しています。
合格を目指す人は、独学よりも公認会計士講座を選んでいることがわかりました。
合格者を輩出している公認会計士講座を選べば、実績のある講師にある講義や高品質のテキストを期待できるでしょう。

合格につながる公認会計士講座を選ぼう

公認会計士資格を取得するには、公認会計士講座で学ぶことが一番の近道です。
教材、講師、価格面などさまざまな側面を比較し、自分のライフスタイルや学習スタイルにあった講座を選びましょう。
気になる講座があったら、ぜひ資料請求や体験入学などをしてみてください。