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【2025】転職を有利にする簡単な資格おすすめ14選!国家資格・1日でとれる資格・面白い資格も紹介

就職や転職の際、「何かひとつ武器になる資格があったら…」と考える方は多いでしょう。
しかし、資格取得といえば、やはり多くの学習時間がネックです。そのため、チャレンジすること自体諦めている方もいるかと思います。

そこでこの記事では、転職で有利になる簡単に取れるおすすめ資格を14選ご紹介します。
1日で取れる資格から国家資格、面白い検定まで幅広くお伝えするので、資格を簡単に取りたい方はぜひ参考にしてください。

簡単に取れる資格選びのポイント

簡単に取れる資格選びのポイント

簡単に取れる資格取得を目指す際、失敗しないためのポイントを押さえておくことが重要です。

  1. 目的意識をもって選ぶ
  2. コストパフォーマンスを見極める
  3. キャリアアップを視野に入れる

①目的意識をもって選ぶ

簡単に取れる資格を選ぶときに最も大切なのは、「楽だから」という理由で決めないことです。資格は取得することよりも、実際に活かせるかどうかが重要なので、まずは、その資格が自分の目的に合っているかどうかを考えましょう

例えば、就職や転職を意識するならMOSやITパスポートのように認知度が高い資格、副業や独立を視野に入れるならウェブデザイン技能検定など実務に直結する資格がおすすめです。

②コストパフォーマンスを見極める

簡単に取れる資格は、単純に受験料のみで比較しないことが重要です。中には、受験料以外に教材や講座の費用、合格証発行の料金がかかることがあります。

受験料が安くても、学習に必要な出費が多ければトータルコストは高くついてしまいます。予算をオーバーしないためにも、受験に要するコストをしっかり把握したうえで比較検討することが重要です。

③キャリアアップを視野に入れる

簡単に取れる資格を選ぶ際は、今後のキャリアアップも視野に入れましょう。簡単な資格は取得しやすい反面、それ単体では業務で本格的に活用できないケースも少なくありません。

例えば、ITパスポートの上位資格・基本情報技術者試験を取得できれば、ITエンジニアなどの専門職への道が開けます。簡単な資格の価値を最大限に引き出すためにも、ぜひ、上位資格取得を含めて選択するようにしてください。

簡単にとれる資格おすすめ14選!

簡単にとれる資格おすすめ14選!

では、簡単に取れるおすすめ資格を14選ご紹介しましょう。ここでは、以下の3つの項目に分け、それぞれの受験料や受験方法、主催団体も合わせてお伝えします。

  1. ビジネス系資格
  2. デザイン系資格
  3. その他の資格

はじめに、簡単に取れる資格の概要をまとめた一覧表からご確認ください。

ジャンル資格名概要目安学習時間
ビジネスMOS一般レベルOfficeソフトの操作スキル40時間~80時間
日商PC3級Excelでのデータベース作成30時間
日商簿記3級商業簿記の基礎~応用80時間~100時間
ビジネス実務法務検定試験3級ビジネス法律の入門資格45時間~60時間
秘書検定3級ビジネス文書作成・接遇対応30時間
ビジネス実務マナー検定3級ビジネスの常識・基本ルール20時間
デザインウェブデザイン技能検定3級ウェブサイト全般のデザイン30時間
似顔絵検定3級写真を参照した似顔絵作成技術
色彩検定3級理論を土台とした配色能力30時間
その他ITパスポートITの基礎を問う国家資格100時間~180時間
生成AIパスポート生成AIのリスク予防・活用術15時間~30時間
食品衛生責任者食品の衛生管理・安全確保1日
介護職員初任者研修介護スキルの入門的資格最短1ヶ月
終活ガイド資格3級終活に関する基礎スキル1日

①ビジネス系資格

はじめに、汎用性が高く多くの業務で活用できるビジネス系資格をお伝えします。

MOS一般レベル

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は、ExcelやWordなど、ビジネスで必須のOfficeソフトの実務スキルを証明する国際資格です。2025年8月時点で累計受験者数530万人を突破しており、知名度と企業評価の高さは随一です。

この「一般レベル」は、パソコン操作に慣れている方なら約40時間程度の学習で合格を目指せ、上級レベルも比較的難易度の低い設定です。試験はパソコンを使った実技のみ。簡単にオフィススキルを手に入れたい方におすすめの資格です。

主催団体マイクロソフト社(日本:株式会社オデッセイコミュニケーションズ)
受験料12,980円(学割価格: 9,680円)
受験方法パソコンを使った実技のみ
受験会場全国一斉試験(約30会場)、随時試験(全国約1,500の会場:CBT形式)
コスパ抜群のセミナーで最短合格を目指そう!

MOSの学習時間をさらに効率化したい方には、集中的に対策できるMOS対策短期集中講座がおすすめです。

こちらの講座は、Word・Excel初心者でも短期間で試験対策、実務で活かせる応用操作が身につきます。パソコン操作に自信がない方、短期間で確実に合格を目指したい方は、ぜひ以下のページで詳細をご確認ください。

セミナー名MOS対策講座
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)41,800円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング

MOS一般レベルについては、以下の記事もご参照ください。受験方法や学習対策まで幅広く解説しています。

MOSスペシャリストとは?エキスパートとの違いや受験対策方法も紹介

日商PC3級

日商PC3級は、Excelなどの表計算ソフトを使い、指示通りにデータ集計やグラフ作成を行う基礎スキルを証明します。

日本商工会議所主催の権威と信頼性の高さから、簡単でありながらビジネスシーンでの評価も抜群。試験では、電子商取引やネットワークの基礎知識も問われるため、実践力を証明したい方におすすめです。

主催団体日本商工会議所
受験料5,500円
受験方法筆記(15分)、実技(30分)
受験会場商工会議所認定のネット試験会場
セミナーでExcelを効果的にスキルアップしよう!

Excel基礎セミナー講習は、未経験から段階的にスキルアップし、実務直結の応用操作まで習得できます。日商PC3級合格の土台を築きたい方におすすめのカリキュラムです。

セミナー名Excel基礎セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

日商簿記検定3級

日商簿記3級は、日本商工会議所が主催する商業簿記の全般的なスキルを問う資格です。連結会計や工業簿記といった、高度な簿記は含まれないため、比較的簡単に取り組める資格の一つです。

簿記検定は、日商簿記の他に全商簿記、全経簿記など様々な団体が主催していますが、同じ3級でも最もレベルが高く評価されるのが日商簿記3級で、全商簿記の2級と同レベルのスキルが問われます。

主催団体日本商工会議所
受験料3,300円
受験方法パソコンを使った実技のみ
受験会場指定会場によるネット試験(随時開催)

ビジネス実務法務検定試験3級

ビジネス実務法務検定試験3級は、営業、総務、人事などあらゆる職種で役立つ仕事の法律入門資格です。取引や契約時のリスクを発見し、うっかりミスによる企業のリスクを未然に防ぐ知識が身につきます。

法律の基礎を学ぶことで、業務判断に自信が持てるようになるのも魅力。簡単に実用的な法律知識を習得したい方におすすめです。

主催団体東京商工会議所
受験料5,500円(指定会場の場合、CBT利用料2,200円が加算)
受験方法パソコンを使った多岐選択式
受験会場自宅やオフィスのパソコン、指定会場

秘書検定3級

秘書検定3級は、社会人に必須の基本的な常識やマナーを問う資格です。高校生も多く受験している簡単な資格で、初めてのビジネス系資格として多くの方に選ばれています。

この資格は、「気配り」や「感じの良い振る舞い方」といった人柄育成にも役立ち、2級も比較的簡単なので、一気にスキルアップしたい方にもおすすめです。

主催団体公益財団法人 実務技能検定協会
受験料3,800円
受験方法筆記(マークシート)
受験会場全国の試験会場

ビジネス実務マナー検定3級

ビジネス実務マナー検定は、職場常識のスキルを問われる資格です。2025年6月の試験では、3級が70%超の高い合格率でした。加えて、他の類似資格より平均学習時間も短めなので、簡単に取れる資格を目指す方におすすめです。

もともと、企業実務、対人関係、電話実務といったビジネス社会の基本ルールが身についている方であれば、さらに短期間で合格を目指せます。

主催団体公益財団法人 実務技能検定協会
受験料3,800円
受験方法筆記(マークシート方式と記述問題)
受験会場全国の試験会場

②クリエイティブ系資格

続いて、クリエイティブ系の簡単な資格を3つご紹介しましょう。

ウェブデザイン技能検定3級

ウェブデザイン技能検定は、サイトのページを飾るウェブデザインで唯一の国家資格です。

ウェブサイトの構築・運用に必要な国際標準規格に基づく知識・技能(HTML/CSSコーディング、デザイン、アクセシビリティなど)が実技と学科で問われ、合格すればウェブデザイン技能士の合格証書を授与されます。

主催団体インターネットスキル認定普及協会
受験料学科: 6,000円、実技: 8,000円
受験方法筆記(多肢選択法、真偽法)、実技(課題選択方式 )
受験会場全国の試験会場
Photoshop基礎セミナーでウェブデザイン技能を簡単に習得しよう!

ウェブデザイン技能検定3級の試験では、ウェブサイトの構築・運用に必要な知識だけでなく、デザインの技能についても問われます。

Photoshop基礎セミナーは、この「デザイン技能」を実践的に高めるのに最適です。「実技試験対策として画像デザインを基礎から学びたい」という方は、ぜひこの機会にセミナーをご検討ください。

セミナー名Photoshop基礎セミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

似顔絵検定3級

似顔絵検定3級は、写真から老若男女の特徴を正確に捉え、描き分ける基礎的な描画能力を測る資格です。

試験内容はイラスト制作のみなので、イラストスキルに自信があれば、学習時間はゼロで受験に臨めます。デザイン力を生かして、簡単に資格を取りたい方におすすめです。

主催団体日本似顔絵検定協会
受験料5,500円
受験方法実技のみ(3問:90分)
受験会場全国の認定会場

色彩検定3級

色彩検定は、180万人以上が受検する文部科学省後援の公的資格です。2024年度のデータでは合格率が74.7%。試験では、「美味しそうなパッケージ」といった配色技法、専門的な利用法・理論まで問われます。

学生から社会人まで幅広い層が挑戦する簡単な資格で、試験では、感性だけでなく、理論の土台に基づいたスキルが必要です。

主催団体色彩検定協会
受験料7,000円
受験方法筆記(マークシート)
受験会場全国の認定会場

③その他の資格

最後に、その他の簡単な資格を5つご紹介します。

ITパスポート

ITパスポート試験は、「情報処理の促進に関する法律」を基盤とした国家試験です。IPAが試験を実施し、厚生労働省がその制度を所管しています。

試験では、経営戦略やセキュリティ、AI、IoTなど幅広い範囲を出題。「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」といった、専門的で難易度の高いITスキルの登竜門としても人気です。

主催団体情報処理推進機構(IPA)
受験料7,500円
受験方法筆記(CBT方式)
受験会場全国の認定会場
ITパスポート試験対策セミナーで最短合格を目指そう!

ITパスポートは、他の簡単な資格と比べ学習時間がかかりますが、これを短縮したい方には、ITパスポート試験対策セミナーが最適です。

経営戦略やセキュリティなど幅広い出題範囲を短期集中で網羅し、独学よりも効率的に合格を目指せます。

セミナー名ITパスポート試験対策セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)58,300円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング

生成AIパスポート

生成AIパスポートは、生成AIのリスク予防に焦点を当てた日本最大級の資格試験です。2023年10月6日にスタートした新しい資格で、近年の生成AIの広がりを受けて注目度が高まっています。

試験内容は、基礎知識や活用法、情報漏洩や権利侵害などを網羅し、AI初心者が最低限押さえておくべきリテラシーを体系的に習得できます。受験資格の制限がなく、比較的簡単に挑戦できる資格です。

主催団体生成AI活用普及協会(GUGA)
受験料11,000円
受験方法オンライン(自宅など任意の場所で受験可能)
受験会場自宅、オフィスなど
試験対策に有効!短期で学べる生成AIセミナー

生成AIの基礎知識やChatGPTの具体的な使い方に不安がある方は、生成AIセミナーでの事前学習が最適です。このセミナーは、LLMの仕組みやプロンプト技術など、資格試験で問われる基盤知識を体系的に学べます

セミナー名生成AIセミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・eラーニング

食品衛生責任者

食品衛生責任者は、飲食店や食品の製造・販売を行う際に必須の資格です。試験はなく、1日(約3~6時間)地域の養成講習会を受講するだけで取得できます。

受講のみの簡単な工程で、自主的な衛生管理に必要な知識を身に付け、食の安全を守るプロフェッショナルとしてスキルを可視化できます。

主催団体各地方自治体の食品衛生協会 · 保健所
受講料10,000円(地域・受講方法によって異なる)
受講方法座学(eラーニングもあり)
受講会場自治体が指定する会場

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護職としての基礎知識と技術を証明できる簡単かつニーズの高い資格です。年齢・学歴などの条件はなく、約130時間の研修と修了試験で取得できます。

取得後は、利用者の方の身体に触れる「身体介護」が可能になり、さらに上位の介護福祉士国家試験の受験に必須となる「介護福祉士実務者研修」の前段階のスキルも身につきます。

主催団体各自治体の指定事業者
受講料受講先や受講者の条件によって異なる(40,000円程度が目安)
受講方法自宅学習+通学
受講会場民間の認定スクール

介護福祉士実務者研修も受講(座学+実技)のみで取得できる資格なので、興味がある方はぜひ以下の記事を参考にしてください。

【2025】おすすめ介護福祉士実務者研修7選!選ぶポイントや注意点も解説

終活ガイド資格3級

終活ガイド資格3級は、「終活」に関する基礎知識を証明できる資格です。無料で受験でき、試験前の受講時間は約1時間。学習後に行われるWebテストで、10問中6問に正解すれば合格という簡単な資格です。

さらに一歩進んだ「アドバイザーレベル」を証明できる終活ガイド資格2級も、約2時間の受講を修了するだけで取得できます。

主催団体終活協議会 想いコーポレーショングループ
受験料無料(認定書発行:3,000円)
受験方法ネット上で受講・受験
受験会場自宅などネット環境がある場所

以下の記事では、終活アドバイザーのおすすめ講座をお伝えしています。気になる費用や受講内容も紹介しているので、終活アドバイザーを目指す方は、ぜひこちらもご一読ください。

【2025】おすすめ終活アドバイザー講座6選!費用や受講内容も紹介

簡単に取れる資格のメリット

簡単に取れる資格のメリット

続いて、簡単に取れる資格のメリットを3つお伝えしましょう。

  1. 低いハードルで挑戦できる
  2. 豊富な選択肢がある
  3. 未来を変えるきっかけを作れる

①低いハードルで挑戦できる

簡単に取れる資格の最大のメリットは、文字通り「挑戦のハードルが低い」ことです。資格と聞くと膨大な勉強時間や難しい試験を思い浮かべがちですが、手軽に取得できる資格なら、忙しい日々のスキマ時間を活かして学習を進められます

例えば、「新しい分野に挑戦したい」と思っても、資格取得となると二の足を踏む方も多いでしょう。しかし、簡単な資格であれば、その心理的ハードルをグッと下げられます。

②豊富な選択肢がある

簡単に取れる資格の魅力は、種類が非常に多く、自分の目的に合わせて選べることです。日本には1,000を超える資格があり、その中には難易度が低くても履歴書に書けたり、仕事で評価されたりするものも少なくありません。

国家資格からビジネスシーンで人気の民間資格まで、活用の幅は実にさまざまです。学歴や経歴に関わらず、自分の強みを証明できる資格も見つけやすいため、キャリアアップや新しい挑戦の入り口として有効に活用できます。

③未来を変えるきっかけを作れる

簡単に取れる資格は、未来の自分を変えるきっかけ作りにもなります。先ほどお伝えしたように、日本には膨大な数の資格があるため、思わぬ自分の関心や潜在能力にフィットする資格が紛れている可能性は非常に高いです。

このきっかけを得るためにも、まずはどんな資格があるのかを調べ、「どんな場面で役立つか」「仕事や生活に活かせるか」を具体的に想像しながら複数ピックアップしてみてください。

情報を集める行動自体が、すでに挑戦の第一歩です。「あのとき探してよかった」と思える未来を作るためにも、ぜひ自分にあった資格をしっかり探してみてください。

簡単に取れる資格についてまとめ

簡単に取れる資格は数多くあり、そのジャンルも多岐にわたります。簡単な資格は取得する意味がないと思われがちですが、その後のステップアップで重要な役割を持っています。

学習の基礎を固めることは実務への応用においても非常に重要なので、ぜひ今回の資格情報を参考にしながら、自分に合った簡単に取れる資格取得にチャレンジしてみてください。