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【2025】AutoCAD体験版は無料?ダウンロードする方法と注意点を解説

AutoCADは、製造、建築、土木などさまばまな業界で使われているCADソフトです。AutoCADは図面の作成や表示ができ、多機能で便利なソフトですが、値段が高くなかなか手が出ないと感じてしまうかもしれません。

そこで、AutoCADには無料体験版が提供されています。お金をかけなくても機能を試すことがき可能です。本記事では、AutoCADの体験版について紹介します。AutoCAD体験版のダウンロード方法や注意点などもまとめているので、参考にしてください。

AutoCADを試してみたい人は無料体験版をダウンロードして、その使いやすさと高機能を実際に体感してみてください。詳しくはこちらからご覧いただけます。

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AutoCADとは?

AutoCADとは、オートデスク社が開発した図面作成ソフトです。従来、設計や建設の図面は手書きで行っていましたが、AutoCADを使用するとコンピューター上で2D、3Dの図面が簡単に作成できます

また、図面作成以外にもプレゼン資料作成や書類作成もできるので、施工担当者だけでなく営業担当者も使用可能です。

AutoCADはその便利さと汎用性の高さから、日本だけではなく世界的なシェアも多く、さまざまな企業が導入しています。導入企業が多いので、作成した業務データの共有がパソコン上で行えるのも大きなメリットです。

  • ライセンス価格
  • 購入時の注意点

上記内容も詳しく見ていきましょう。

ライセンス価格

AutoCADはライセンスを取得して利用します。ライセンス料はAutoCADの契約期間によって変動します。

契約期間金額
1ヵ月8,800円(税込)
1年71,500円(税込)
3年214,500円(税込)

購入時の注意点

AutoCADは、オークションサイトやフリマサイトで出品されていることがあります。出品されているAutoCADは正規品ではない違法ソフトです。

オートデスク社以外から購入してしまうと、パソコンにウイルスが入ったり情報が抜かれてしまう可能性があります。さらに、オートデスク社に違法ソフトの利用が知られてしまうと、刑事告訴される可能性もあります。

AutoCADには無料体験版もあるので、まずは体験版で操作性や便利性を確かめてから、正規購入しましょう。

AutoCADの体験版とは?

AutoCADの体験版とは?

AutoCADには体験版があり、2D、3D図面の作成が無料で使えます

  • 使用期間
  • 製品版との違い
  • 体験版を利用できる人
  • AutoCAD体験版は何度も使えるのか

上記内容をそれぞれ見ていきましょう。

使用期間

AutoCADの使用期間は「15日間」です。以前は使用期間が30日でしたが、2024年9月から最大期間が15日に変更されました。

製品版との違い

AutoCADの体験版は製品版と同じ、最新の機能を試すことができます。製品版と同じ機能が使えるので、図面作成、図面編集、図面表示、クラウドサービスのアクセスなど実務に近い作業がすべて行えます。

体験版を利用できる人

  • 個人
  • 学生、教育関係者
  • 企業、設計者

どんなソフトウェアかを個人で体験してみたい人、学生や施工に関する教育を行っている関係者、企業などAutoCADはだれでも無料で体験することが可能です。

ただし、学生、教育関係者はあくまで教育目的での使用になるため、営利目的、商用業務に利用することは禁止されています。

AutoCADの機能を無料で体験したい人はこちらからダウンロードできます。ぜひお試しください。

AutoCAD無料体験版ダウンロードはこちら

AutoCAD体験版は何度も使えるのか

AutoCADの体験版は1ユーザ1ソフトまでとなっており、同じソフトを何度も利用することはできません。15日の無料体験期間が終了すると、ダウンロードしたソフト自体を操作できなくなります。

AutoCAD体験版でできること

AutoCAD体験版でできること

内容特徴
2D設計、図面作成
  • 基本的な設計
  • 寸法記入
  • レイヤー管理など
3Dモデリング作成
  • 3Dオブジェクトの作成
  • 視点変更など
ダイナミックブロック
  • ブロックの形状や配置変更
インポート・エクスポート
  • データのインポートやエクスポート
カスタマイズ機能
  • UIのカスタマイズ
  • ツールパレットの変更
クラウド機能
  • Autodesk Driveとの連携
  • データの共有

上記以外にもAutoCAD体験版では、製品版と同じ機能が使えます。ある程度使ってからライセンスを取得したいと考えている人は、体験版を利用しましょう。

下記では、CADの図面作成についてまとめているので、気になる人はぜひ参考にしてください。

【2025】CADで図面作成をマスターしよう!初心者向けガイド・無料CADも紹介

AutoCAD体験版のダウンロード方法

AutoCAD体験版のダウンロード方法

AutoCAD体験版のダウンロード方法を紹介します。

  1. アカウントの作成
  2. 体験版をダウンロードする
  3. 体験版をインストールする

また、体験版から有料ライセンスを取得する方法などもまとめました。

①アカウントの作成

まずは、オートデスク社のアカウントを作成します。

  1. オートデスク社の公式ホームページにある「サインイン」をクリック
  2. 「初めてオートデスクをご利用ですか?アカウントを作成」部分をクリックし、名前とアドレス、パスワードを入力
  3. 必要事項を入力し、利用条件に同意するにチェックを入れる
  4. 「アカウントを作成」をクリックし完了です。

サインインの場所はオートデスク公式ホームページの右上にあるので、そちらをクリックしましょう。

②体験版をダウンロードする

AutoCADのアカウント登録が終わったら、体験版をダウンロードします。

  1. AutoCADのホームページを開き、「無償体験版のダウンロード」をクリック
  2. 該当する目的を選択し「次に、製品を選択します」をクリック
  3. 使う製品を選択肢「次に、サインインします」をクリック
  4. アカウント情報(メールアドレス)を入力
  5. 必要事項を入力し、利用条件に同意するにチェックを入れる
  6. 「記入して送信します」をクリックし完了です。

製品の選択画面には、「AutoCAD」「AutoCAD for Mac」の2種類から選べるので、Windows、Macどちらでも体験版を使うことができます

③体験版をインストールする

AutoCAD体験版のダウンロードが完了したら、インストールをしましょう。ダウンロードしたインストーラーファイルをクリックするとインストールが始まり使えるようになります。

体験版からライセンスを取得するには

AutoCAD体験版は15日で終了し、過ぎると利用できなくなります。体験版が終了してそのまま使いたい場合は、オートデスク社のショップや家電量販店などからライセンス権利を取得しましょう。

  1. AutoCAD体験版を起動
  2. 「サブスクリプションの購入」をクリック
  3. 登録しているアドレスとパスワードを入力
  4. ライセンス取得期間を選択して購入
  5. AutoCADにサインイン

ライセンスを取得するとオートデスク社のサポートが受けられるようになったり、最新バージョンの利用が可能になったりとさまざまな特典が受けられます。

AutoCAD体験版を使う際の注意点

AutoCAD体験版を使う際の注意点

AutoCAD体験版を使う際の注意点を紹介します。

  • 動作環境(PCスペック、OS対応など)の確認
  • 体験版終了後の対応
  • AutoCAD体験版のサポート

上記を確認していないと、体験版をダウンロードしても使えない可能性があります

動作環境(PCスペック、OS対応など)の確認

基本スペック推奨スペック
オペレーティングシステム
  • Windows11 64ビット版
  • Windows10 64ビット版
基本スペックと同じ
CPU2.5~2.9GHzのプロセッサ3GHzのプロセッサ
メモリ8GB32GB
ディスク空き容量10.0GBSSD 10GB

上記の環境が整っていないと、AutoCADの体験版をインストールしても使えない可能性があるので注意しましょう。

体験版終了後の対応

体験版が切れた後にAutoCADを立ち上げても、有効期限が切れました表示されるだけでそれ以降は使うことができません。継続して使う場合はAutoCAD体験版終了後は、プロダクトキーとシリアル番号を入力すると製品版にアップグレードできます。

体験版が終了したら、ライセンスを取得してさらに知識を深めましょう。

下記ではAutoCADのおすすめ講習について紹介しているので、気になる人はぜひ参考にしてください。

【2025】AutoCADのおすすめ講習5選!価格や特徴を比較してみた

AutoCAD体験版のサポート

  • FAQ
  • ナレッジベース
  • ライブチャット、メールサポート
  • オートデスクフォーラム

AutoCADは体験版でもさまざまなサポートが受けられます。オートデスク社の公式ホームページでは、体験版のインストールやアクティベーション、機能の使用方法などのFAQが見られます。

ナレッジベースはAutoCADの操作方法や検索機能を使ってエラーコードについて調べることが可能です。また、体験版期間中でもチャットやメールでの質問ができます

オートデスクフォーラムは、AutoCADを使用しているほかのユーザーと情報交換が可能です。

AutoCAD体験版は学生・教育関係者だと15日以上使える?

AutoCADは学生・教育関係者だと無料で使える?

AutoCADの体験版は学生・教育関係者と一般利用の場合だと条件が異なります

  • 学生・教育関係者向けの特典
  • 体験版と教育版の違い
  • 教育版の申請方法と必要書類

上記について詳しく見ていきましょう。

学生・教育関係者向けの特典

学生、教育関係者はAutoCADが1年間無料で利用できます。AutoCADの体験版を学生が申し込むと「学生版(教育機関限定ライセンス)」という形で利用できます。通常は15日しか無料で使えませんが、学生版を利用すると、1年間無償で製品版のライセンスが取得できるので、積極的に使いましょう。

体験版と学生版の違い

AutoCADの学生版は教育機関に在籍している学生や教員が、無料で利用できるライセンスです。AutoCADの学生版は1年ごとの更新があり、更新を続けると卒業まで使うことができます。例えば、学生期間3年の場合、1年ごとの更新を続ければ3年間無料で利用可能になります。

AutoCADの学生版は製品版と同じ性能を試すことができますが、実務で使用することはできません。また、学生版だとナレッジベースやオートデスクフォーラムも使用できないので、注意しましょう。

学生版の申請方法

学生版(教育機関限定ライセンス)のやり方を紹介します。

  1. オートデスクのアカウントを作成しサインインする
  2. 教育機関限定製品ページをクリックし製品の選択
  3. サブスクリプションプランを選択
  4. 自身や学校名などの基本情報を入力
  5. 在学中の学校を選択
  6. 書類の提出
  7. チェックアウトフォームに入力、送信
  8. アドレスに届いた確認メールのリンクをクリック
  9. 学生版を利用する

提出が必要になったときに用意する書類

利用資格を証明するときに、追加種類の提出をお願いされる場合があります。

  • 氏名
  • 教育機関の正式名称
  • 現在の学期内日付
  • 入学金領収書
  • 授業料領収書
  • 学生ID
  • 成績証明書
  • 教職員リスト

追加書類の提出が求められた場合は、2週間以内にアップロードする必要があります。アップロードの確認ができると資格認証が始まり、認証されるまで数日かかる場合があるので頭に入れておきましょう。

AutoCAD体験版のまとめ

AutoCADは多機能なソフトで建築や製造業界など幅広い分野で使われています。体験版は15日間利用可能で、2D、3D設計やクラウド連携など、製品版と同様の機能が試せます

学生や教育関係者向けには、最大1年間無料で利用できる学生版があり、教育目的での使用に適しています。これを機会にAutoCADを学んでみましょう。