アメリカ・カリフォルニア州に本社を構えたAdobeは、世界でも有数のソフトウェア企業として知られています。
Adobeは画像編集や動画編集など、クリエイティブな場面には欠かせないソフトウェアですが「どのようにスキルを習得したらよいか分からない」という人もいるのではないでしょうか？
そこでこの記事では、Adobeのおすすめ講座やAdobe講座選びの注意点、Adobeの講座を利用するメリット・デメリットについて解説します。
Adobeに必要なスキルとは
Adobeに必要なスキルには、まずデザイン力が挙げられます。
Adobeは、WebページやYouTube動画など、ネットの各種媒体を美しく見やすくデザインするのが仕事です。
デザイン力が高ければ、クライアントの満足度や評価、受注率なども高まります。
デザインアプリ・ソフトを使いこなせるスキルも必要です。
具体的には、IllustratorやPhotoshop、Premiere Proなどが挙げられます。
デザイン力があってもソフトの使い方を知らなければ作品を作ることができないので、あらかじめ上記のようなソフトやアプリを使えるスキルを習得しておきましょう。
Adobeに必要なスキルには、コミュニケーション力も挙げられます。
Adobeを使ったクリエイティブな仕事は、クライアントとスムーズな意思疎通を図りながら良好な関係性を保たなくてはいけません。
さらに、取材や他チームとの連携、制作物の微調整など、多くの人とかかわりながら仕事を進めていく必要があります。
その他には、課題解決能力も挙げられます。Adobeの制作物を必要とするクライアントは、主に課題や問題を抱えた企業です。
そのため、依頼を受ける際には、企業がどのようなを抱えているか、課題を解決するための最適解は何かなどを明確に把握しなければいけません。
加えて、課題を解決する際には、企画力も必要になってきます。
Adobeのおすすめ講座4選
今からは、Adobeのおすすめ講座をご紹介します。
価格や特徴、受講方法について解説しているので、「Adobeの講座選びに迷っている」という人はぜひ各講座のサービス内容を比較してください。
| セミナー名 | 社名 | 価格 | 特徴・ポイント | 受講形式 | 開催場所 | 講座時間・回数 | 教材・テキスト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
 VOST | 30,800円 | Illustratorの初期設定や基本操作など、基礎的なことからしっかり学べるので初心者の人も安心です。 オリジナルアイコンや3Dアイコンの作成、画像トレース、カタログ作成といった応用・発展学習もカリキュラムに組まれています。 | 会場、ライブウェビナー、eラーニング | 会場、ライブウェビナー、eラーニング | 2日間 | あり | |
VOST | 30,800円 | 実務ですぐ使える技術を身につけたいと考えている初心者にもおすすめの講座です。 | 会場、ライブウェビナー | 会場、ライブウェビナー | 2日間 | あり | |
 デジハリ | 39,980円 | 習得できるスキルは、Illustrator、Photoshop、Premiere Pro、After Effects、HTML、Dreamweaverとなっています。 | オンライン | オンライン | 3か月 | あり | |
 ヒューマンアカデミー |
| 分かりやすい映像講義と充実のサポートが特徴です。 スキルに合わせてコースを選べるので、初心者から経験者まで幅広く利用することができます。 | オンライン | オンライン | 6か月 | あり |
AI研究所の実践的に学べるIllustratorセミナー
AI研究所の実践的に学べるIllustratorセミナーは、初心者でもわずか2日間で実践的スキルを習得できる講座です。
カリキュラムは、Illustratorの初期設定からスタートし、タイポグラフィックの作成や画像トレース機能の使い方を学びます。
2日目には、イラストやカタログの作成などの実践的技術まで進みます。
受講スタイルは、対面で学ぶ会場受講とネットで学ぶライブウェビナー、動画視聴で学習するeラーニングの3種類です。
価格は、会場受講とライブウェビナーが30,800円、eラーニングは27,500円となっています。
AI研究所の実践的に学べるPhotoshopセミナー講習
AI研究所の実践的に学べるPhotoshopセミナー講習は、わずか2日間でPhotoshopの基礎から応用まで学べる講座です。
カリキュラムは、GIFアニメーションの作り方から始まり、文字ツールを使ったバナー作成などPhotoshopの実践的な使い方まで進みます。
講師は、実務とプライベートの両面で創作活動を行っている斉藤 弘太氏。
受講方法は、対面形式で学習する会場受講と自宅のパソコンで学ぶライブウェビナーから選べます。
価格は、会場受講とライブウェビナーのどちらも30,800円です。
デジハリAdobeマスター講座
デジハリAdobeマスター講座は、Adobeアプリケーションの基礎から学べる講座です。
AdobeCCライセンスが付いているので、企業の研修や学校の授業に利用することも可能です。
習得できるスキルは、Illustrator、Photoshop、Premiere Pro、After Effects、HTML、Dreamweaverとなっています。
学習する期間は3ヵ月（内1ヶ月は動画視聴、2ヶ月は課題作成期間）、価格は39,980円となっています。
ヒューマンアカデミーの動画クリエーター講座
ヒューマンアカデミーの動画クリエーター講座は、分かりやすい映像講義と充実のサポートが特徴です。
スキルに合わせてコースを選べるので、初心者から経験者まで幅広く利用することができます。
受講期間は各コースともに6か月、価格は初心者向けの動画クリエイターコースは239,668円、中級者向けの動画クリエイター総合コースが383,192円、中・上級者向けのWeb動画クリエイター総合コースは908,363円となっています。
各講座ともに別途入学金（11,000円）が必要です。
Adobeの講座を選ぶときの注意点
Adobeの講座を選ぶときは、まず受講方法を確認しておきましょう。
Adobeの講座はサービスの提供先によって受講スタイルが異なります。
例えば、会場で直接学ぶスタイルやオンラインでつながりながら学習するスタイル、動画視聴で学ぶスタイルなどがあります。
そのため、あらかじめ自分自身のスケジュールや生活スタイルを考慮したうえで、適した受講スタイルの講座を選ぶことが大切です。
Adobeの講座を選ぶときは、価格に関しても注意が必要です。
Adobeの講座は価格帯が広く設定されているので、あらかじめ予算を組んだうえで適したサービスを選択するようにしましょう。
その他には、受講期間を確認することも重要です。
Adobeの講座は、価格や受講方法同様に受講期間も異なります。
わずか2日程度で終了する短期集中型講座もあれば、受講完了までに6ヵ月程度かかる長期の講座もあります。
受講期間の長さは、到達目標に掲げるスキルや価格と比例するケースが多いです。
各注意点をチェックする際には、同時に確認しておきましょう。
Adobe講座を利用するメリット・デメリット
Adobe講座を利用するメリットは、効率的に実践的スキルを習得できるということです。
Adobeの講座は、効率的に学習を進められるようなサービス内容を提供しています。
例えば、疑問点や不明点が出たときにはチャットやメールを使って随時質問を受け付ける、単元やステップごとにカリキュラムを組んでいるなどです。
ちなみに各講座は初心者向けから中・上級者向けまで設定しているので、自分のスキルに合わせて選ぶこともできます。
Adobe講座を利用するデメリットは、やはり費用が掛かるということです。
Adobe講座の受講料は安くても数万円、高い場合には数十万円かかります。
スクールによっては、受講料以外にも入学金やテキスト代が必要となるケースもあるので、あらかじめ自分が希望する価格であるか、受講に要する総支出額はいくらになるかを確認しておくことが大切です。
その他には、学習の際に時間や手間がかかる、適したサービスが分かりにくいなどもデメリットとして挙げられます。
Adobe講座を利用した人の口コミ
AI研究所の実践的に学べるIllustratorセミナーを利用した人からは、短期間の受講でも実践的なスキルを習得できた、カリキュラムが充実していたのでオンライン講座でも満足度が高かったという口コミがありました。
AI研究所の実践的に学べるPhotoshopセミナー講習を利用した人からは、難易度が高いと思っていたPhotoshopをわずか2日間で習得できた、ソフト操作に関する説明がとても丁寧だったという口コミがありました。
デジハリAdobeマスター講座を利用した人からは、講義が楽しくわかりやすかった、基本操作を丁寧に解説してくれたので初心者でも学習しやすかったという口コミがありました。
ヒューマンアカデミーの動画クリエーター講座を利用した人からは、実務に必要な情報だけをピックアップして学べた、受講中に作成したポートフォリオを使ったら受注率がアップしたという口コミがありました。
Adobe講座は特徴や価格を比較してから選ぼう
Adobeを学習する際には、効率的でスムーズに学べる講座を利用すると良いでしょう。
Adobe講座は提供先によって価格や受講期間、受講方法が異なるため、事前に内容を比較して自分の希望に適したサービスを選ぶことが大切です。
