副業としてライターを目指したいが「スキルに自信がない」といった人はいませんか。
スキルを身に付けるならライター講座の受講が近道です。
この記事ではライターに必要なスキルなどを解説した上で、おすすめのライター(養成)講座を紹介します。
ライターに必須のスキルとは
仕事としてライターを選ぶなら、どのようなスキルが必要なのでしょうか。
1つ目は「表現力」です。論理的かつスマートな文章を書くには相応の修練が求められます。
2つ目は文章の「構成能力」が欠かせません。
わかりやすい筋道のプロット(記事構成)が作れなければ、魅力的な記事を書き上げるのは困難であるからです。
3つ目は「リサーチ能力」です。
材料となる情報がないままに記事を書くことはできません。
新聞・書籍・インターネットなどから適切な情報を収集する能力はライターの必須スキルといえます。
しかし、「表現力」「構成能力」「リサーチ能力」だけで仕事ができるライターになるのは難しいでしょう。
案件や仕事を獲得するための「コミュニケーション能力」、仕事を適切に処理するための「タスク管理能力」、自分から創造的に仕事を獲得するための「企画・提案力」も必要なスキルです。
では、必要なスキルはどのようにして身に付ければよいのでしょうか。
スキルを身に付けるには、毎日文章を作成し、さらに人の文章を読むことが大切です。
ですが、これではライターとなるまでに途方もない時間を費やすことになってしまいます。
そこで重宝されているのがライター講座です。
体系立てた学習カリキュラムを通して、ライターとして活躍するのに必要なスキルを短時間かつ高いレベルで獲得できるからです。
どんな講座でもいいの?ライターの講座選びの注意点
ライター講座にはいろいろな種類があります。
どんな講座を選んでもよいというわけではありません。
ライター講座は次の注意点をおさえて選ぶことが大切です。
価格は月額だけで比べない
ライター講座の価格は一律ではありません。月額のものもあれば、ある程度の講習期間分をひとまとめで払うものなど、さまざまなタイプがあります。
また、テキストやツールなどを購入しなければならない講座も存在しています。
集中的に学習するのであれば、その間の生活費が必要な場合もあるでしょう。
ライター講座を選ぶときには、講座費用のほかに必要な雑費や生活費など、講座修了までの間にかかるお金の総額を計算して、比較するようにしてください。
カリキュラム内容とサービスは必ず比較
カリキュラム内容やサービスは、ライター講座ごとに異なります。
自分のレベルや求める分野に適合した講座を選びましょう。
カリキュラムやサービスの内容は、ホームページなどで調べられます。
なお、添削サポートの回数が多い・ライター業務の斡旋など仕事獲得のサポートがある・講師に質問がしやすい、といった講座はおすすめです。
しかし、カリキュラムやサービス内容がよい講座ほど、価格が高くなりやすいもの。
の内容とサービスを検討する場合には、それが妥当な価格であるかも一緒に検討するとよいでしょう。
最適な受講方法を選ぶ
ライター講座の受講方法は「会場受講」「ライブ配信によるオンライン受講」「録画された動画のオンライン受講」の3つが主流です。
それぞれの受講方法にメリットがあるので、自分にとって最適なものを選ぶようにしましょう。
一般的に、短期間に集中的に学習するのであれば会場受講が、空き時間での学習ならば録画された動画のオンライン方式がおすすめです。
ライター講座を徹底比較!
以下では、評価が高いライター講座を4つピックアップし「特徴」「価格」「受講方式」3点を中心に紹介します。
また、それぞれの講座についての口コミをまとめてみました。
講座選びの参考にしてください。なお価格はすべて税込みです。
セミナー名 | 社名 | 価格 | 特徴・ポイント | 受講形式 | 開催場所 | 講座時間・回数 | 教材・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SEOライティングコース | ウェブフリ | 66万円 | 「稼げるライター」育成に着目したライター講座。 受講者にカウンセリングを施し、それぞれに適したスキルを提案した上でキャリアプランを立て、長く活躍できるライターに必要なノウハウを指導している。 | オンライン | オンライン | 4カ月 | 提供あり |
WEBライティング講座 | たのまな | 3.2万円 | ライティング資格(一般社団法人日本クラウドソーシング協会認定資格)取得ができるライティング講座。 質問が無制限にできる・スキルアップ実習・サポート期間延長など、無料で受けられる支援体制が整っていることも魅力。 | オンライン | オンライン | 最短2カ月 | 提供あり |
WEBライター講座 | 副業の学校 | 69,800円 | 実際に広告業界で活躍している企業の代表取締役が講師を努めており、現在第一線で活動しているコピーライターに教えてもらえることが魅力。 | 対面・オンライン | 対面・オンライン | 5日間 | 提供あり |
田舎フリーランス養成講座 | marumo | 19.8万円 | 山梨・千葉・大阪の3カ所(5会場)のどれかに集り、合宿形式でライティング知識を学習する。 この講座ではウェブ知識の学習もするため、ライター以外の副業で稼ぎたいと考えている人にもうってつけです。 | 合宿 | 合宿 | 1カ月 | 提供あり |
ウェブフリ「SEOライティングコース」
ウェブフリの「SEOライティングコース」は「稼げるライター」育成に着目したライター講座です。
受講者にカウンセリングを施し、それぞれに適したスキルを提案した上でキャリアプランを立て、長く活躍できるライターに必要なノウハウを指導しています。
コーチングによって確実にステップアップさせてくれるので、ライター未経験者であってもフリーランスでの活躍を目指せるでしょう。
受講方式はオンライン方式です。
「SEOライティングコース」はプランによって価格が異なります。
ベーシックプランは4カ月コース(学習期間2カ月:案件獲得期間2カ月)で66万円、1カ月期間が短くなるスピードプランでは49.5万円です。
口コミ
ウェブフリの口コミでは「オンラインでどこでも学べるのがよい」「キャリア形成に役立つ」「お金が稼げる体験ができるので将来の想像がつきやすい」といったものが多いようです。
一方で「学習内容の実践が難しい」「案件獲得がなかなかできない」「価格がわかりにくい」といった不満もありました。
たのまな「WEBライティング講座」
「たのまな」はライティング資格(一般社団法人日本クラウドソーシング協会認定資格)取得ができるライティング講座です。
資格がなければウェブライティングの仕事が受任できないわけではありません。
ですが、資格があれば自分の実力を明確に示せるので、仕事の獲得が有利になるでしょう。
たのまなはテキストが用意されているため、ライティングをしっかりと基礎から学習できます。
また、質問が無制限にできる・スキルアップ実習・サポート期間延長など、無料で受けられる支援体制が整っていることも魅力です。
期間は最短2カ月(基本6カ月)、オンライン方式で受講できます。価格は3.2万円です。
口コミ
たのまなの口コミでは「隙間時間で学べるので、家事や育児をしながら資格がとれた」「テキストのできがよい」「在宅ライターの知識ゼロでもついていける」と好印象のものが多いです。
しかし、充実しているかに見えるサポートについて「サポート体制が薄い」「質問しても不安が残った」といった不満の口コミが複数見られました。
副業の学校「WEBライター講座」
「副業の学校」では、ライターとして活躍するのに役立つ、マネタイズ方法やSEOライティングの知識を集中的に学習できるライター講座を受講できます。
実践的かつ初心者でも安心のカリキュラム体制が魅力です。
受講期間は自由に設定できます。じっくり勉強して実力を確実なものにしたい人に最適といえるでしょう。
受講には、副業の学校の月額会費2,980円(サロン生は不要)にくわえ、69,800円かかります。
受講はオンライン方式なので、パソコンさえあれば受講可能です。
口コミ
副業の学校の口コミで「カリキュラムがわかりやすい」「時間に余裕があるので継続しやすい」というものが多くみられました。
また、副業の学校のサロンに触れて「ライターを目指す仲間ができた」というものも見られます。
しかし、「費用が高い」「隙間時間で勉強すると月額料金が高くつく」という費用に関する不満は少なくありません。
marumo「田舎フリーランス養成講座」
ライティングに関わる知識を幅広く短期間で身に付けたいなら「田舎フリーランス養成講座」です。
山梨・千葉・大阪の3カ所(5会場)のどれかに集り、合宿形式でライティング知識を学習します。
期間はわずか1カ月。最速でライターになりたい人におすすめです。
この講座ではウェブ知識の学習もするため、ライター以外の副業で稼ぎたいと考えている人にもうってつけです。
料金は19.8万円となっています。
口コミ
田舎フリーランス養成講座の口コミでは「独立(副業)をゼロから助けてくれた」や「仕事の獲得方法を実地で学べた」という、実際に稼げるようになったという意見が多いようです。
一方で「スパルタ生活がつらかった」「毎日のカリキュラムをこなすのが大変」という口コミが見られるので、学習意欲が試される講座といえるでしょう。
ライター講座が抱えるメリット・デメリット
ライター講座を受講するかどうか迷っているのであれば、メリットとデメリットを比較することをおすすめします。
メリット
ありていに言ってしまえば、ライターに必要なスキルというものは、独学で手に入れられます。
毎日テーマを決めて記事を書き、それを自分で添削し続ければよいのです。
しかし、表現方法や文章構成といったものには明確な答えがありません。
実に曖昧なものです。また、よい記事かそうでないかのをチェックも容易ではありません。
そのため、独学でライタースキルを手に入れることは可能ですが、本当に実力が身についているかを確認するのは非常に困難であるといえます。
ライター講座ならば、客観的な視点から自分のスキルがどの程度身についているかを確認できます。
成長のステップがわかるので、しっかりした実力が身に付きやすいです。
ライタースキルは曖昧なため、独学で学習すると「何を」「どこまで」学習すればよいかのゴール設定がとても難しいという問題があります。
ゴール地点がはっきりとしない勉強はモチベーションの維持が難しく、中途半端な結果になりやすいものです。
ライター講座を受講すれば、コースを修了させるという「目標」ができます。
そのため勉強におけるモチベーションを維持しやすくなります。
デメリット
講座にもよりますが、ライター講座での学習は独学よりもお金がかかります。
受講する前には「お金を払う価値があるのか」を、よく考えてください。
残念ながらライティング講座と呼ばれるものの中には、ろくに講義せず、読む価値がない情報商材を売りつける詐欺的なものも存在します。
そのような講座に当たる可能性があるのは、受講の大きなデメリットといえるでしょう。
講座を選ぶ際には、名前や講座内容だけでなく、口コミも確認して、慎重に検討することが大切です。
ライター講座を活用して「稼げるライター」を目指そう
ライター講座はそれぞれ得意な分野が異なります。それぞれじっくりと比較検討して、自分に最適な講座を選ぶようにしましょう。
ライターの世界は実力によって大きく稼ぎが変わってきます。
ライターを目指すのあれば、ライター講座で確実なスキルを身に付け「稼げるライター」を目指すことをおすすめします。