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建築士のおすすめ講習6選!資格のレベルや守備範囲別に特徴を比較

建築士関連の講習を利用して学ぶ目的はさまざまでしょう。
こちらでは、建築士に求められるスキルを取り上げたのち、レベルに応じたおすすめの建築士講習の特徴や料金などを比較して考えます。
また、講習受講するメリット・デメリットや口コミもご紹介します。

建築士に必要なスキルとは

建築士に必要なスキルとは

建築士は、建物の形状や使用する材料、内外装を決定するなど、守備範囲が広い仕事です。
総合的かつ客観的に建物全体をとらえる美的センスが問われます。
そのため、建築士は国内外の著名な建築物を見たり、美術館などでデザインを体感して学ぶ人が多いようです。
建物のデザインは重要とはいえ、構造力学など、建物の安全性にかかわる理系の知識も必要です。
建物を取り巻く問題として、塗料やカビなどの微生物、地盤などの知識は欠かせません。
日本の建物は、建築基準法に基づいた設計や施工がされます。
法律を守らずに建物を建ててしまうと、違法建築となるばかりか、地震などの災害で倒壊する危険もあります。
正義感が強く、法律を守る意識が強い人は、建築士としての素養があるいえるでしょう。

建築士におすすめの講習を徹底比較

建築士に関しては、建築士の登竜門を目指す・より上位の資格を取得する・守備範囲を広げるといった3つの方向で講習を受講する方が多いようです。
それぞれのパターンで2つずつ、計6つのおすすめ講習を比較してみてみましょう。

二級建築士 学科本科Webコース/日建学院/473,000

二級建築士を目指す通信講習で、学習期間は9か月から12か月となります。
建築の入門から入り、設計製図試験対策までセットになっています。
オリジナルのテキストが用意されているほか、映像講義がオンラインで視聴可能である点もメリットです。
日建学院の2級建築士試験は、設計図試験に限ると、合格率が40パーセントを超えるとされ、実績ある講習で学べる利点は大きいといえます。
サポート体制としては、スクーリングや模擬試験が受験可能で、個別ブースが利用できたり、演習塾が開講され、質疑応答がなされます。

二級建築士通信講座/TAC/275,000円~

TAC2級建築士講座は、e-ラーニング形式での受講で、スマートフォンの利用が可能です。
多忙な中、隙間時間を利用して学べるメリットは大きいといえます。
数々の資格試験を手掛けるTACならではの、映像講義やクオリティの高い教材が魅力といえるでしょう。
TACの通信講座は、個別添削指導を行っているので、理解が追い付いていない点や弱点を理解するのに役立ちます。
理系科目に苦手意識がある方は、追加料金はかかるものの、力学基礎講義を受講することもできます。

一級建築士講座/STUDYing/99,000

STUDYingの一級建築士講座は、忙しい人でも学習できるデジタル教材を使った通信講座です。
大手の講座の約10分の1で受講できるのは魅力です。
通勤時間を利用して資格取得を目指すことを意識して提供されている講座で、学科・製図の両方の試験に対応しています。
STUDYingでは、動画によるオンラインサポートが充実しています。
学習レポート機能を使うと、自身の勉強時間や進捗状況がグラフで見える化され、モチベーション維持にも貢献してくれます。

一級建築士講座/TAC/570,000(学科と製図を合計金額)

TACの一級建築士講座は通信講座になります。TACでの受講のメリットは、要望に合わせて受講する講座の種類を選べることにあります。
例えば、初めて一級建築士を受験する方はフルサポートが必要ですが、すでに受験した経験がある方は苦手分野に絞って受講したいという要望を持っているかもしれません。
各人の希望に合った講座をチョイスできるがTACの強みです。
こちらの講座は、モバイル学習などにも対応したデジタル教材を利用できます。
実践が必要な製図の添削も丁寧なのが、TACの一級建築士講座の特徴です。

構造設計一級建築士講座本科Webコース/日建学院/350,000

一級建築士が上位資格として目指したい、建物の構造設計を学ぶWeb講座になります。
構造設計は、地震や積雪などに耐えうる安全な建造物の建設に欠かせません。
こちらの講座は、構造設計一級建築士修了考査に向けた対策補強に役立つ内容で、構造建築業界のスペシャリストが講師を務め、わかりやすい講義に努めています。
講義の内容や資料をPDFで出力可能なので、講義内容の確認にも役立ちそうです。

設備設計1級建築士合格必勝コース/総合資格学院/693,000

同じく、一級建築士が上位資格で取得したい資格講習です。
総合資格学院が提供する設備設計1級建築士合格必勝コースは、通学映像またはe講義による受講になります。
演習と答練を繰り返すことで、修了考査への対応力を培っていく、実践重視の内容となっています。
オリジナル教材を用い、攻略のテクニックも伝授してもらえるメリットは大きいといえます。

セミナー名社名価格特徴・ポイント受講形式開催場所講習時間・回数教材・テキスト
二級建築士学科本科Webコース日建学院
日建学院
473,000円建築の入門から入り、設計製図試験対策までセットになっている。
サポート体制としては、スクーリングや模擬試験が受験可能で、個別ブースが利用できたり、演習塾が開講され、質疑応答がなされる。
通信通信9か月から12か月提供あり
級建築士通信講座TAC
TAC株式会社
275,000円e-ラーニング形式での受講で、スマートフォンの利用が可能なので、多忙な中、隙間時間を利用して学べる。通信通信全40回提供あり
一級建築士講座スタディング
KIYOラーニング株式会社
99,000通勤時間を利用して資格取得を目指すことを意識して提供されている講座で、学科・製図の両方の試験に対応している。通信通信提供あり
一級建築士講座TAC
TAC株式会社
570,000円各人の希望に合った講座をチョイスでき、実践が必要な製図の添削も丁寧なのが、TACの一級建築士講座の特徴です。通信通信全92回提供あり
構造設計一級建築士講座本科Webコース日建学院
日建学院
350,000円設計一級建築士修了考査に向けた対策補強に役立つ内容で、構造建築業界のスペシャリストが講師を務め、わかりやすい講義に努めている。通信通信9ヵ月提供あり
設備設計1級建築士合格必勝コース総合資格学院
株式会社総合資格
693,000円演習と答練を繰り返すことで、修了考査への対応力を培っていく、実践重視の内容となっている。通信通信提供あり

建築士の講習選びの注意点

建築士の講習選びの注意点

建築士の講習選びは、実績やサポート体制などに加え、学習者の状況を考慮して選ぶとよいでしょう。
合格実績が高い方が信頼できますし、サポート体制が充実していると理解度も深まると考えられますが、フルサポートのものは料金が高めです。
予算が限られている人やすでに受験をしたことがある人は、苦手分野に絞って講習を選んだり、自主学習の割合が多いカリキュラムを選択するとよいかもしれません。
仕事などで学習機会が限られている人は、スマートフォンなどで隙間時間に勉強できる講習を選ぶと効率よく学べるでしょう。

建築士の講習のメリット・デメリット

建築士の講習のメリットは、学習すべき範囲を効率よく学べる点にあります。
過去問題や出題傾向を押さえ、最小努力で最大の結果を得られる学習が可能になるのが、講習を利用するメリットです。
教え方が上手な講師から学べると、短期合格も目指せるかもしれません。
対してデメリットは、講習の受講に、多かれ少なかれお金がかかることです。
上位資格であるほど、またクオリティが高く、サポートが充実しているものほど、高い受講料が設定されています。

建築士の講習の口コミ

建築士の講習の口コミ

上記で紹介したおすすめ講習の口コミを記載します。

日建学院の2級建築士 学科本科Webコースの口コミですが、講師陣の熱意が伝わるという声がありました。
試験対策での読みが当たったというものや、励ましの電話をもらうなど、モチベーションを維持する工夫に感謝を寄せる方もいました。

TACの二級建築士通信講座の口コミでは、テキストが見やすいという声が多くありました。
教えるのが上手な名物講師がいて、一級も引き続きTACで受講するという方も少なくないようです。

STUDYingの一級建築士講座の口コミには、安さが魅力という声が多く寄せられました。
その反面、設計製図対策の添削がなく、質問は受け付けていない点をデメリットとする人が多くいました。
価格面で考えれば妥当な受講料で、格安で試験合格を狙える講座であることは高く評価されているようです。

TACの一級建築士講座の口コミでは、講師の質の良さに言及する声が多くありました。
教え方もさることながら、フレンドリーに接する姿勢に好感を持ち、勉強しやすいと感じる受講生が少なくないようです。

日建学院の構造設計一級建築士講座の口コミはありませんでしたが、日建学院自体の評判は、講師の質が良く、テキストがわかりやすいなど高評価です。

総合資格学院の設備設計1級建築士合格必勝コースの口コミは見受けられませんが、総合資格学院の評判は、LIVE講義が中心でモチベーション維持がしやすいと、高いものでした。

建築士におすすめの講習比較や口コミまとめ

建築士関連の講習は、建築士を目指す・上位の建築士資格を目指す・守備範囲を広げるなどの特徴のものがあります。
おすすめの講習を比較すると、講師や教材の質が良いもの、受講料が格安のものなど、さまざまな特徴があることがわかります。
講習の特徴や受講料、口コミなどを比較検討し、自分に合った講習をチョイスすると、効果的な学習が可能になるでしょう。