近年、ChatGPTも画像生成機能を持つようになり、ユーザーの選択肢はますます広がっています。しかし、その一方で「どのサービスを選べばいい?」と迷う声も増えてきました。
今回は、無料でリアルな画像を生成できるおすすめAIツールを12種類ご紹介します。
登録不要、商用利用OKなど、魅力的なサービスを複数ピックアップしていますので、希望に合った画像生成AIを見つけたい方はぜひ参考にしてください。
画像生成AIとは

画像生成AIとは、プロンプトと呼ばれる指示文を入力するだけで、瞬時に画像を自動生成できるツールです。必要なのは「イメージを言葉にする力」と「言葉を的確に並べる力」のみで、専門的なイラストスキルや複雑な操作は不要です。
例えば、「ロングヘアの女の子、ゴシック調ドレスを着ている」と入力すれば、すぐにリアルなビジュアルが完成します。さらに「イラスト風」と追記すれば、まったく異なる雰囲気の作品へと変化します。
このように、画像生成AIは創作の幅を大きく広げると同時に、従来のクリエイティブの概念そのものを揺るがす画期的ツールなのです。
画像生成AIでできること
画像生成AIツールは日々進化しており、次々最新機能が追加されています。そのため、画像生成AIでできることはツールによって異なり、例えば、現在Canvaの画像生成AI作成では上記のような機能が付いています。
- インスピレーション機能(プロンプト入力のヒントを提示)
- スタイル設定(画像のスタイルやイメージを選択)
- レイアウト(画像の縦横比の選択)
できることが増えるとともに、画像のクオリティも格段にアップしました。
近頃は、以前のようないわゆる「AI画像」と一目でわかるような画像はほとんど見られず、写真と見分けがつかないほどリアルな画像生成に対応できるほど進化を遂げています。
無料の画像生成AIアプリ・ツールおすすめ12選!

ではさっそく、無料で使える画像生成AIアプリ・ツールを12選ご紹介しましょう。今回は、以下の2つに区分してお伝えし、商用利用可能なツールについては画像も添付して紹介します。
- 専門的な画像生成AIアプリ・ツール
- 汎用的な画像生成AIアプリ・ツール
まずは、各画像生成AIアプリ・ツールのリアル度・無料範囲や登録不要・商用利用の可否など、選択時に重要なポイントをまとめた一覧表からご覧ください。
| ツール名 | 開発元 | 無料範囲 | 有料プラン | 登録 | 商用利用 | 日本語対応 | 公式アプリ | 対応機能 | 適したデバイス | リアル度 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Whisk | 5回 | ー | 不要 | 明記なし | 可 | なし |
| パソコン | 高 | |
| ImageFX | 無制限 | ー | 不要 | 明記なし | 不可 | なし | 画像 | パソコン | 高 | |
| Canva | Canva | 50回/月 |
| 要 | 可 | 可 | あり |
|
| 中 |
| Stable Diffusion Online | Stable Diffusion | 10枚/初回 |
| 不要 | 可 | 可 | あり | 画像 |
| 高 |
| SeaArt | STAR CLUSTER PTE. LTD. | 約16枚/日 |
| 要 | 可 | 可 | あり |
|
| 中 |
| Adobe Firefly | Adobe | 10枚/月 |
| 要 | 可 | 可 | あり |
|
| 高 |
| Microsoft Designer | Microsoft | 15枚/月 |
| 不要 | 可 | 可 | あり | 画像 |
| 中 |
| Bing Image Creator | Microsoft | なし | なし | 不要 | 不可 | 可 | なし |
| パソコン | 中 |
| Fotor | Everimaging Limited | 10枚/初回 |
| 要 | 有料のみ | 可 | あり |
|
| 中 |
| ChatGPT | OpenAI | 約3枚/日 | Plus:2,900円 | 要 | 可 | 可 | あり | 汎用型 |
| 高 |
| Gemini | 無制限 | Pro:2,900円/月 | 不要 | 明記なし | 可 | あり | 汎用型 |
| 中 | |
| Copilot | Microsoft | 無制限 |
| 不要 | 有料のみ | 可 | ー | 汎用型 |
| 中 |
なお、登録不要のツールは、GoogleアカウントやMicrosoftアカウントでログインできるケースを含んでいます。また、料金がドル表記の場合、1ドル145円で計算しています。
①専門的な画像生成AIアプリ・ツール
まずは、画像生成を主とした専門的なアプリやツールを9つご紹介しましょう。
Whisk
Whiskは、Google最新の画像生成AIツールで、Googleアカウントをお持ちであれば、登録不要で利用可能です。「ImageFX」では対応していなかった日本語のプロンプトや解説を利用でき、入力した日本語は自動で英訳されます。
生成時間はおよそ10秒で、1回に2枚の画像を生成。プロンプトのアイデアを得られるサイコロ機能、画像からアニメ動画に変換する機能もあります。画質は2段階あり、デフォルト設定はベストクオリティです。
ImageFX
ImageFXは、Googleアカウントさえあれば、登録不要でAI画像を生成できるツールです。Imagen3によるリアルな画像が特徴で、1回で4枚の画像を無制限で生成。試行錯誤してクオリティを高めたい方にも最適です。
ImageFXは、ワンクリックで先ほど紹介したWhiskに移動できるのも特徴。さらに、プロンプト下にある「シード」機能をロックしたら、類似画像の出力にも対応してくれます。
Canva

Canvaは画像デザインツールとして知られていますが、ツール内の「Canva AI」か「マジック生成」機能を使えばAI画像も簡単に生成できます。
一度に4枚の画像を生成でき、そのままCanvaで加工できるのが大きな魅力。また、ワンクリックで画像をイラスト風に加工できる機能も備えています。月50回まで無料で利用できるため、じっくり試したい方にもおすすめです。
Canva基礎セミナーは、マジック加工を使ったAI画像修正、マジック生成でのイラストの作成方法など、実際に手を動かしながらAI画像加工スキルを学べます。短期で効率的に学べるのも本セミナーの特徴です。
「クリエイティブな表現の幅を広げたい」そんな方は、ぜひ以下のページで、詳しいカリキュラムとスケジュールをチェックしてみてください。
セミナー名 Canva基礎セミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 27,500円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
Stable Diffusion Online

Stable Diffusion Onlineは、ブラウザ上で手軽に画像を生成できるサービスです。
通常のStable Diffusionは高性能なパソコンや複雑な設定が必要で、初心者には扱いづらいとされてきました。しかし、このオンライン版なら特別な環境を用意することなく、誰でも簡単に利用できます。
無料範囲のクレジットは10枚付与され、1回で2枚の画像を作成でき、1生成につき1クレジットを消費。クレジットは翌日にリセットされます。
Stable Diffusionについては、以下の記事をご参照ください。Stable Diffusionの魅力や仕組み、おすすめ講座も紹介しています。
SeaArt

SeaArtは、Stable Diffusionを基盤とした画像生成AIです。上記のように、魅力的な女性の描写に優れており、繊細でハイクオリティな画像を瞬時にデザイン。AI画像から、その場で動画を生成することも可能です。
このサービスは「スタミナ」制を採用しており、無料版では1日に約14枚の画像を生成可能です。スタミナは毎日午前9時に回復するため、継続して無料で利用できるおすすめのツールです。
Adobe Firefly

Adobe Fireflyは、PhotoshopやIllustratorで知られるAdobeが開発した画像生成AIです。写真とアートに切り替え可能で、1回で4枚の画像を生成します。
安全な商用利用が最大の特長で、著作権や知的財産権を侵害しないよう、権利処理されたコンテンツのみでトレーニングされています。迅速な画像生成が魅力ですが、月間生成枚数が10枚なので慎重に利用しましょう。
Microsoft Designer

Microsoft Designerは、Microsoftアカウントがあれば、誰でも登録不要で即画像生成できるツールです。言葉でイメージを伝えるだけで、マットな質感の画像を一度に4枚生成します。
画像編集機能も充実しており、不要なオブジェクトの消去や背景の除去・ぼかしも簡単。なお、縦横比は正方形のみなので、構図を工夫しながら生成しましょう。
Bing Image Creator
Bing Image Creatorは、Microsoftアカウントさえあればすぐに使える手軽な画像生成AIです。最大の特長は、無料で何回も利用できること。動画生成には回数制限がありますが、画像であれば繰り返し作成できます。
初心者やプロンプト入力に不慣れな方のお試し用ツールとしても最適です。なお、商用利用については、現時点で個人での利用に限定されるため、ビジネスでの活用を考えている場合は事前に利用規約を確認しましょう。
Fotor
Fotorは、AI画像とAI動画の2つの生成機能を持つツールです。AI画像では、AIが画像を自動で調整・補正、画像の顔を別の顔に置き換える機能が付いています。
さらに、テキストからアート作品を生成する機能、証明写真を作成する機能も搭載。最近はAIエージェント「Sisi」が追加され、その場で質問や画像生成ができるように進化しています。
②汎用的な画像生成AIアプリ・ツール
続いて、汎用的な画像生成AIアプリを3つご紹介します。以下のツールでは、通常のチャット機能を使い画像を生成するため、プロンプトに「画像を生成して」と明記する必要があります。
ChatGPT

ChatGPTは、対話形式で画像を生成できる汎用的なAIです。一度に1枚ずつ生成され、AI画像はチャット上で即ダウンロード・共有、コピーができます。
DALL-Eによる美しいクオリティの画像が特徴で、生成した画像をそのまま会話の中で修正・調整できるのも魅力です。なお、画像生成に時間がかかることがあるので、時間に余裕をもって活用しましょう。
Gemini
Geminiは、Googleが提供するマルチモーダルな生成AIです。AI画像は、プロンプトを入力すると数秒で1枚の画像を生成し、無制限で使えるため、試行錯誤しながら表現できます。
GeminiはリアルなAI画像生成が得意で、指示がない場合は写真風の画像を生成するツールです。イラスト風を希望する場合は、必ずプロンプトに明記しましょう。
Copilot
Copilotは、登録不要・アクセス不要で即利用できるAIアシスタントです。Microsoft Edgeの検索画面上部バーから直接起動でき、手間なくチャット画面に遷移できます。
このツールは画像生成にも対応し、1回の生成は1枚限定で、基本的に生成枚数は無制限。初心者にもおすすめの親切な解説と直感的操作も魅力です。
近年は、漫画に特化した画像生成AIツールも登場しています。以下の記事は、おすすめの漫画生成AIツールを複数紹介しているので、ぜひ合わせて読んで選択の幅を広げてみてください。
画像生成AIの使い方
では、実際の画像生成AIツールの使い方を解説しましょう。ここでは、商用利用OKのCanvaを使ってみます。
- Canvaにアクセス
- 画面右上の「Canva AI」をクリック

- プロンプトを入力して矢印アイコンをクリック

- 10秒ほどで画面下部に4枚のAI画像を生成

- ダウンロードしたい画像の上でクリック
- ダウンロードアイコンをクリックしてダウンロードを実施

- 拡大図

これで、AI画像の生成とダウンロードが完了です。
無料の画像生成AIアプリ・ツールの選び方

無料の画像生成AIツールを選ぶ際は、まず生成枚数の制限を確認しましょう。
例えば、Bing Image CreatorやGeminiは無制限ですが、Adobe Fireflyは月10枚までなど、ツールによって大きく異なります。
その他、以下の点も押さえておくと安心です。
- 生成できる画像のクオリティ
- 付加的な機能の有無(画像編集や加工機能など)
- 日本語プロンプトへの対応
- 初心者でも使いやすいUI
目的に応じて複数ツールを使い分けることで、無料範囲内でも十分な画像生成が可能です。まずは、無料範囲を確認したうえで、多くのツールで実際に生成し、画像のクオリティや使い勝手を体験してみましょう。
無料の画像生成AIアプリ・ツールを使う際の注意点

無料の画像生成AIアプリ・ツールに関して「画像生成AIはなぜダメなのでしょうか?」という質問を耳にすることが多くなりました。適切に使えば問題ありませんが、いくつかの注意点もあります。
- 著作権問題(他人の作品に似た画像が生成される可能性)
- 商用利用制限(商用利用が禁止されている場合、規約違反に問われる)
- カウント方法(1クレジットや1スタミナが必ずしも1枚の画像ではない)
- 無料期間(無料期間超過後に自動で有料プランへ移行する場合がある)
- 運営元の不透明性(ツールによっては運営元や問合せ先が未記載)
画像生成AIは数多くのサービスがあるため、中には信頼性の薄いサービスも含まれています。まずは、運営元をしっかり調査し、安心して利用できる企業であるかを確認したうえで利用を決定しましょう。
短期間で生成AIの安全な活用法を網羅!生成AIセミナー
画像生成AIを安心して利用したい方は、生成AIセミナーで正しい知識を学ぶのもおすすめです。本セミナーでは、著作権や情報漏洩のリスク対策、ガイドライン作成方法など、安全な活用方法を習得できます。
受講期間は短期間でコストパフォーマンスも抜群。手軽にそして確実に、最新の生成AIスキルを身につけられる理想的なセミナーです。
セミナー名 生成AIセミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 27,500円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・eラーニング
画像生成AIについてまとめ
画像生成AIは、手軽な操作でハイクオリティな画像を瞬時に作成できる魅力的なツールです。
近年は、登録不要・無料で利用できるツールも増えてきましたが、著作権問題や商用利用など、利用前に知っておくべき知識も多くあります。利用の際は必ず正しいスキルを身につけ、安心してクリエイティブを楽しみましょう。

