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【2025】おすすめ食生活アドバイザー講座7選!講座選びのポイントや取得メリットなども紹介

最近、健康意識の高まりとともに、食に関する知識を持つ人材へのニーズが急増しています。そんな中、注目を集めているのが「食生活アドバイザー」です。食生活アドバイザーは、栄養学、食品学、健康学など幅広い知識を駆使して、個人や集団の食生活を改善・サポートする専門家です。

本記事では、食生活アドバイザーを目指す方のために、おすすめの講座を厳選して7つ紹介します。講座選びのポイントや注意点、メリット・デメリットまで徹底解説するので、自分に合った講座選びの参考にしてください。

食生活アドバイザーとは

食生活アドバイザーは、一般社団法人FLAネットワーク協会が認定する民間資格であり、2級と3級のレベルが設けられています。栄養学、食品学、健康学などの専門知識に基づき、食生活の適切なアドバイスや指導を行うスペシャリストとして認められます。

食生活アドバイザーの大きな特徴として、単に栄養バランスの良い食事を提案するだけでなく、生活習慣やライフスタイル、食文化なども考慮し、実践的かつ継続可能な食生活改善をサポートしていくことが挙げられます。

なお、この記事をご覧の方の中には、「調理師」免許にも興味がある方もいるでしょう。調理師の研修について解説している記事もあるので、ぜひ参考にしてください。

調理師の研修4選!メリットや注意点も解説

食生活アドバイザー講座選びのポイント

食生活アドバイザー講座選びのポイント

食生活アドバイザー講座を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。

ここでは、試験合格と実践力向上を視野に入れた、講座選びのポイントを詳しく解説します。

カリキュラム内容

食生活アドバイザー試験の合格には、栄養学、食品学、健康学、食文化、衛生管理、社会生活など、幅広い分野の知識が求められます。そのため、講座選びでは、試験範囲を網羅的にカバーしたカリキュラムであるかを確認することが重要です。

さらに、実際の現場で役立つ実践的なスキルの習得も欠かせません。知識の詰め込みだけでなく、現場で応用できる力を養える講座選びが合格への鍵となります。

受講形式

受講形式は、通学、通信、オンラインの3つの選択肢があります。自分の生活スタイルや学習習慣に合わせて選択することが重要です。通学講座は直接指導が受けられるメリットがありますが、時間や場所の制約があります。

通信講座やオンライン講座は、自分のペースで学習でき、時間や場所に柔軟性があります。特に、忙しい社会人や主婦の方には、オンライン形式がよく選ばれています。

受講料

受講料は、講座によって大きく異なります。一般的に、オンライン講座は10,000円から50,000円程度、通学講座はそれ以上の費用がかかることがあります。予算と費用対効果を考慮して講座を選びましょう。

高額な講座が必ずしも質が高いとは限らないため、カリキュラム内容やサポート体制、合格実績などを総合的に判断することが重要です。

おすすめ食生活アドバイザー講座一覧

食生活アドバイザーの資格取得を目指す方々に向けて、各講座の特徴や内容を詳しく解説します。以下の講座は、それぞれ独自のカリキュラムやサポート体制を持っています。自分の学習スタイルや目的に合わせて、講座を選ぶ際の参考にしてください。

講座名社名価格特徴・ポイント受講形式開催場所講座時間・回数教材・テキスト
食生活アドバイザー(R)講座 

 

ユーキャン

食生活アドバイザー(R)講座 

一括払い:34,000円
分割払い:3,140円×11回
  • 試験実施団体の公認講座のため、公式テキストに準拠した教材で効率的に学習できる
  • 2級と3級のダブル合格を目指せるカリキュラム構成
  • 添削指導や質問サポートが充実
  • 食生活アドバイザーの資格取得を目指す方が対象
通信教育オンライン標準学習期間:4ヶ月
最長12ヶ月間サポート
公式テキストを講座側が用意
通信研修「食生活アドバイザー(R)3・2級」コース産業能率大学

通信研修「食生活アドバイザー(R)3・2級」コース

16,500円
  • 産業能率大学が提供する通信研修のため、信頼性が高い
  • 標準学習時間が16時間と短く、効率的に学習可能
  • オンライン学習サポート「ライセンス・スクウェア」も利用可能
通信教育オンライン2ヶ月(在籍期間4ヶ月)公式テキストを講座側が用意
食生活アドバイザー(R)講座日本能率協会マネジメントセンター

食生活アドバイザー(R)講座

2級:会員:15,400円
2級:一般:17,600円
3級:会員:14,850円
3級:一般:17,050円
公式テキストと用語集を用いた、短期間で合格を目指すコース通信教育オンライン2ヶ月(在籍期間4ヶ月)公式テキストを講座側が用意
FLAネットワーク協会主催の講座FLAネットワーク協会

食生活アドバイザー(R)講座

速習コース:
3級:13,000円
2級:20,000円
  • 試験実施団体が主催する講座のため、試験対策に特化
オンラインオンライン速習コース:1日公式テキストを講座側が用意
食アド(R)Academy食アド®倶楽部

食アド(R)Academy

会員:6,000円
非会員:7,000円
  • 食生活アドバイザー®のスキルアップ講座
  • 日本の伝統的な知恵「衣食住」をテーマにした講座など
  • 会員限定のイベントやコミュニティもある
オンラインオンライン3時間要問い合わせ
食育アドバイザー資格取得講座

 

キャリカレ

食育アドバイザー資格取得講座

48,700円~68,800円
  • 3つのコースがあり、サポート期間が異なる
  • 食品添加物に関する知識を深めたい方におすすめ
  • 初心者にも分かりやすい教材と、専任講師によるサポート体制が整っており、在宅学習でも安心
通信教育オンライン3ヶ月講座側が用意
食育インストラクター養成講座がくぶん

食育インストラクター養成講座

一括払い:39,900円
分割払い:初回4,033円+3,500円×11回(お支払い合計額 42,533円)
  • 服部幸應氏が監修している講座
  • DVDコースもある
オンライン12ヶ月講座側がから発送

食生活アドバイザー(R)講座:ユーキャン

ユーキャンの食生活アドバイザー(R)講座は、FLAネットワーク協会公認の通信講座で、2級と3級のダブル合格を目指せるカリキュラムが組まれています。教材は初心者にも分かりやすい構成となっており、1レッスンが短く、忙しい方でも無理なく学習を進められます。

また、添削指導や質問サポートが充実しており、疑問点を解消しながら学習を進められるのが特徴です。受講期間は4ヶ月で、受講料は34,000円(税込)となっています。

食生活アドバイザー(R)3・2級:産業能率大学

産業能率大学の通信研修「食生活アドバイザー(R)3・2級」コースは、短期間での合格を目指す方に適したプログラムです。栄養と健康、食文化と食習慣、食品学、衛生管理、食マーケットなど、食生活全般の知識を体系的に学べます。

教材にはテキストや過去問題集が含まれ、オンライン学習サポート「ライセンス・スクウェア」も利用可能です。受講期間は2ヶ月で、受講料は16,500円(税込)と比較的リーズナブルです。

食生活アドバイザー(R)講座:日本能率協会マネジメントセンター

日本能率協会マネジメントセンターの食生活アドバイザー(R)講座は、公式テキストと用語集を用いた、短期間で合格を目指すコースです。

副読本「公式重要用語辞典」付きで、食生活アドバイザー2級・3級合格対策速習コースがあります。在籍期間は4ヶ月で、2ヶ月で資格取得を目指せます。

FLAネットワーク協会主催の講座

FLAネットワーク協会は、食生活アドバイザー(R)検定試験の実施団体であり、合格を目指す方向けの講座を主催しています。短期間で集中して学べる「速習コース」や、じっくり学習したい方向けの「通学コース」など、多様なニーズに応じた講座です。

公式テキストや過去問題集などの教材も提供しており、試験対策に役立ちます。速習コースの受講料は3級が13,000円、2級が20,000円となっています。

食アド(R)Academy

食アド(R)Academyは、FLAネットワーク協会が提供するオンライン学習プラットフォームで、食生活アドバイザー(R)の知識を深めたい方に向けた多彩なコンテンツが揃っています。

日本の伝統的な知恵「衣食住」をテーマにした講座など、ユニークな内容の講座を受講できます。また、会員限定のイベントやコミュニティもあり、学習者同士の交流を深められるでしょう。FLAネットワークの会員6,000円で受講でき、非会員7,000円となっています。

食育アドバイザー資格取得講座:資格のキャリカレ

資格のキャリカレが提供する「食育アドバイザー資格取得講座」は、食育に関する幅広い知識を習得し、資格取得を目指す方向けの通信講座です。この講座には3つのコースがあり、サポート期間が異なります。

また、食品添加物に関する知識を深めたい方におすすめです。初心者にも分かりやすい教材と、専任講師によるサポート体制が整っており、在宅学習でも安心できます。

なお、食生活アドバイザーとともに食育アドバイザー資格もしっかり取得したい方は、以下の記事もご覧ください。

食育アドバイザー講座の評判4選!口コミから講座を比較しよう

食育インストラクター養成講座:がくぶん

がくぶんの「食育インストラクター養成講座」は、食育のスペシャリストを目指す方に向けた通信教育講座です。服部幸應氏監修の教材を使用し、栄養学や食文化、食生活指導の方法など、実践的な知識を体系的に学べます。

また、添削指導や質問サポートが充実しており、学習中の疑問を解消しながら進められます。受講料は39,900円で、サポート期間は12ヶ月です。

食生活アドバイザー講座選びの注意点

食生活アドバイザー講座選びの注意点

食生活アドバイザー講座を選ぶ上で、いくつか注意点があります。

  • 資格取得後を見据えた講座選びの重要性
  • 試験対策の充実度
  • 受講期間とスケジュールの柔軟性

以下にて、3つのポイントを紹介します。

資格取得後を見据えた講座選びの重要性

食生活アドバイザー講座を選ぶ際は、単に試験合格を目指すだけでなく、資格取得後にどう活かせるかを考慮することが重要です。たとえば、学習内容が実務に直結しているか、実践的なスキルが身につくかといった点を確認する必要があります。

また、受講中に得られるサポートやネットワークが資格取得後のキャリア形成にどのように役立つかも大切な要素です。これらを踏まえた講座選びが、資格の価値を最大限に引き出す鍵となります。

試験対策の充実度

試験合格を目指す上で、試験対策の充実度は非常に重要です。過去問の提供や、模擬試験の実施、出題傾向の分析資料などが用意されている講座を選ぶと良いでしょう。これらの対策が充実していると、試験本番での実力を発揮しやすくなります。

特に、模擬試験は時間配分や問題形式に慣れるために有効です。また、最新の試験情報や変更点をタイムリーに知らせてくれる講座であれば、万全に準備できます。試験直前の集中対策や、弱点克服のための特別講座がある場合も、積極的に活用すると効果的です。

受講期間とスケジュールの柔軟性

受講期間とスケジュールの柔軟性も、講座選びの重要なポイントです。自分の生活リズムや学習ペースに合わせて、無理なく進められる講座を選びましょう。たとえば、忙しい社会人や主婦の方には、オンラインでの受講や、自由に学習時間を設定できる通信講座が適しています。

一方で、対面での指導や、決まったスケジュールでの学習を希望する方には、通学型の講座が向いています。また、短期間で集中して学びたい場合や、長期的にじっくり取り組みたい場合など、自分の目標や状況に応じて選択すると良いでしょう。

食生活アドバイザー講座のメリット・デメリット

食生活アドバイザー講座のメリット・デメリット

食生活アドバイザー講座には、食に関する幅広い知識を体系的に学べるメリットがあります。一方で、資格取得後の進路が限定的であるというデメリットも存在します。以下で、これらのメリットとデメリットについて詳しく解説します。

メリット

食生活アドバイザー講座を受講することで、栄養学や食品学、調理理論、衛生管理、食文化など、食に関する幅広い知識を体系的に学ぶことができます。これらの知識は、日常生活での健康管理や家族の食生活の改善に直接役立ちます。

また、わかりやすいテキストや効率的な学習方法が提供されており、独学よりも効果的に学習を進められるという利点があります。さらに、食品業界や飲食業界で働く際にも、基礎的な知識として評価されることもあるでしょう。

デメリット

一方で、食生活アドバイザーは民間資格であり、専門性が高い国家資格と比較すると、資格としての評価が限定的である場合があります。例えば、栄養士や管理栄養士のように、医療や福祉の現場で直接的な食事指導を行うことは難しいです。

また、求人情報においても、食生活アドバイザーの資格を必須とする募集は少なく、就職や転職に直結するケースは限られています。さらに、講座の受講には費用と時間がかかるため、取得後の進路を明確にしておかないと、費用や手間に見合った効果を得られない可能性もあります。

おすすめ食生活アドバイザー講座まとめ

食生活アドバイザー講座は、食に関する幅広い知識を体系的に学べるため、日常生活や職場での健康管理に役立ちます。一方、資格の評価が限定的で、取得後の活用範囲が限られる場合もあります。

受講を検討する際は、各講座のカリキュラム内容、受講形式、受講料、サポート体制などを比較し、自身の目的や生活スタイルに合った講座を選ぶことが重要です。これらのポイントを考慮し、自分に合った講座を選択しましょう。