「DIYを学びたい」「DIYを本格的に始めたい」という方は多くいらっしゃいます。
とはいえDIY未経験者がすぐに一人でDIYで作品を作るのは、簡単ではありません。そこでおすすめするのがDIYを学べる「DIY講座」です。
本記事ではこれからDIYを始めたいという方を対象に、DIYを学べるおすすめ講座や講座を選ぶ際のポイント・注意点など詳しく解説します。本記事を参考に自分に合った講座を見つけてみてはいかがでしょうか。
DIYとは
DIYとは、「Do It Yourself」の略で「自分でやる」という意味です。自分自身で何かを作ったり修理したりする行為を指し、専門の業者に依頼せずに自らの手で完結させることをDIYと言います。
ここで1つ注意したいのが「DIY=家具の組み立て」というわけではありません。
DIYには、リフォーム、手芸、ガーデニングなども含まれます。そのため、DIY講座といっても学べることは様々であるため、自分の目的に合わせて選ぶ必要があるということです。
また、DIYと合わせてイラストの講座を受講することでよりDIYの幅は広がります。イラストにおける講座は以下の記事を併せてご覧ください。
講座選びのチェックポイント
DIYの講座を選ぶ際は以下のポイントをチェックしましょう。
- 受講形式で検討する
- 自分のDIYレベルで検討する
- 講師の経験や実績で検討する
- 受講料で検討する
受講形式で検討する
受講形式は主に「オンライン」「対面」の形式があります。
オンライン講座は場所を選ばず自宅で受講でき、録画された講座を自分のペースで学べるメリットがあります。しかし、サポートが少なく実践的なフィードバックを受けることはできません。
一方、対面講座では講師から直接指導を受けられ実践的なスキルが身につきやすく、受講生同士の交流も魅力です。ただし、時間や場所が限定されます。
自分のDIYレベルで検討する
自分のスキルや知識に合わせて適切な講座を選ぶことが重要です。自分のレベルに合わない講座を選ぶと、内容が難しすぎたり簡単すぎたりして、効果的に学べない可能性もあります。
例えば、DIYをほとんど経験がない場合は基本的な工具の使い方、材料の種類、簡単な作業手順など、基礎をしっかり学べる内容が含まれている講座を選びましょう。
講師の経験や実績で検討する
DIY講座を選ぶ際には、講師の経験や実績を確認することが重要です。DIYは実技が多く含まれるため、講座の質が講師の経験や実績に直結します。
業界での経験が豊富な講師であれば、基礎から応用までわかりやすい技術指導が期待できます。また、実績豊富な講師であれば初心者が失敗しやすいポイントなど把握しているため、受講者に的確なアドバイスをすることができるでしょう。
受講料で検討する
DIY講座の受講料は、講座内容や講師のレベル、サポート体制などによって大きく異なります。
低価格の講座は手軽に始められる一方、サポートが少なく学習できる内容が限られる可能性もあります。一方、高額な講座は充実した教材や講師のサポートが期待でき、より高度な技術を学べる場合が多いです。
ただし、必ずしも高い受講料であれば質の高い講座というわけではありません。自分の予算や目的に合ったバランスの良い講座を選ぶことが大切です。
おすすめDIY講座一覧
ここからはおすすめのDIY講座を紹介します。
講座名 | 社名 | 価格 | 特徴・ポイント | 受講形式 | 開催場所 | 講座時間・回数 | 教材・テキスト |
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カルチャー教室 |
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DIYリフォーム講座 |
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DIY倶楽部 |
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DIY BASE |
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DIY FACTORY |
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DIYリフォームアドバイザー資格認定講座 |
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DIYスクール |
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1位 カインズ「カルチャー教室」
カインズの「カルチャー教室」は、フラワー教室・木工教室・絵画教室など様々なDIYを初心者でも手軽に学べる講座です。講習は6~10人前後の少人数制で店舗によって講座内容や受講料は異なります。
専門スタッフの指導により必要な工具や材料もカインズ内で揃えられるため、手軽にDIYを始められます。受講料もリーズナブルで子供も気軽に参加できるのは魅力です。
2位 ユーキャン「DIYリフォーム講座」
ユーキャンの「DIYリフォーム講座」は、初心者でもセミプロ級の仕上がりを目指せる講座です。教材は写真や動画で手順を丁寧に解説し、アドバイスも充実しているため壁紙や床の張り替えなどのDIYがスムーズに進められます。
また、スキマ収納やカフェ風リビングなど、豊富な実例やアイデアを紹介し賃貸住宅でも原状回復可能な材料を使用したリフォームが可能です。実例をもとに住まいの修繕やメンテナンスも自分でできるようになるでしょう。
3位 DCM 「DIY倶楽部」
DCMが提供する「DIY教室」では、気軽にDIY体験ができるプログラムが用意されており、初心者でも参加できるのが特徴です。道具は全て揃っており、初心者でも安心して取り組めるように講師がサポートしてくれます。
また、この教室はDIYが趣味の方が交流できる場でもあり、人脈を広げることもできます。受講場所は各店舗で行なっており、1人はもちろん家族や友人と一緒に参加することもできます。
4位 株式会社ナック「DIY BASE」
株式会社ナックが提供する「DIY BASE」は家具のDIYを中心とした講座であり、初心者から上級者まで幅広く対応したレッスンです。
箱づくりの基本や電動ドリルの使い方などワークショップを通じてDIYスキルを学べます。また、自分がDIYを通して「こんなものが作りたい」というご相談もできるのが魅力。料金が高くなりますが、マンツーマンで講座を受講することも可能です。
5位 株式会社 大都「DIY FACTORY」
株式会社 大都「DIY FACTORY」のDIY講座はポイント制度を設けており、必要な分のポイントを購入しておくことで、自由に使用してレッスンを受講できる制度です。体験レッスンは1,000円で受講可能。
レッスン数が多いためご都合に合わせて受講でき、レッスン予約は24時間WEB予約できます。
6位 一般社団法人 住環境教育協会「DIYリフォームアドバイザー資格認定講座」
一般社団法人 住環境教育協会の「DIYリフォームアドバイザー資格認定講座」はDIYの資格を取得するために、必要なスキルや知識を学習できる講座です。ここで紹介する講座の中では唯一資格取得を目的とした講座です。
DIYの基礎知識はもちろん、実践スキルも体系的に学習できるのが講座の特徴です。
7位 日本DIY・ホームセンター協会「DIYスクール」
日本DIY・ホームセンター協会が主催する「DIYスクール」の最大の魅力は、受講料が無料という点です。「DIYに関心を持ちながら、具体的にどうやったら良いのかがわからないでいる」という方を対象に、DIYアドバイザーがきめ細かな指導を行なってくれます。
受講者は地域の住民および公共団体の会員等が対象となり、定員は20~30名程度です。協会会員社、公共団体、協会の三者が協力して実施している事業です。
DIY講座選びの注意点
DIY講座選びの注意点は以下の3点です。
- 準備が必要な道具や材料を事前に確認する
- 価格と内容のバランスを確認する
- サポート体制をチェックする
準備が必要な道具や材料を事前に確認する
DIYは受講する内容にもよりますが、工具や材料が必要になります。そのため、講座を受講する前には必ず工具や材料が必要かどうかを確認しておきましょう。
自分で準備しなければいけない時は必ず講座の受講料とは別料金であるかなども確認しておく必要があります。
価格と内容のバランスを確認する
高額な講座だからといって必ずしも内容が充実しているわけではありません。反対に、安価な講座でもしっかりした学びが得られる場合もあります。まずは講座の内容を詳しく確認し、自分のスキルレベルや目標に合ったものかを見極めましょう。
講座の料金には教材費や材料費以外にも含まれている場合があるため、講座の内容が価格に見合っているかを比較することが大切です。
サポート体制をチェックする
特にDIY初心者の方は講座終了後でもサポート体制があるかチェックしましょう。例えば、講師へのメールやチャットでの質問対応、動画の再視聴、トラブル時の個別サポートなどがある講座は安心して受講できます。
また、講座によってはオンラインコミュニティなどを運営している場合もあり、他の受講者と情報交換ができることも。サポートがあれば講座中に理解しきれなかった部分も後からしっかりと学び直すことができ、スキルアップに繋がります。
DIY講座のメリット・デメリット
ここからはDIY講座のメリット・デメリットについて解説します。
メリット
DIY講座のメリットは、初心者でも効率的に技術を習得できる点です。講師の指導を受けながら実際に手を動かして学べるため、独学では理解しづらい作業やコツを直接学べます。
また、DIYに必要な道具や材料の使い方を正しく覚えられるため、作業ミスや事故を防ぎ安全に取り組むことが可能です。また、DIYの情報交換などができるのも魅力と言えるでしょう。
デメリット
DIY講座のデメリットとして、講座の受講料に加えて必要な材料や道具を自分で用意する場合はかなりの費用がかかることです。また、講座は決まった日時に開催されるため、スケジュールを調整する必要もあるでしょう。
また、とりあえず講座を受講すると講師の教え方やサポート体制が不十分な場合は自分のスキルが向上しないこともあります。講座選びは慎重に行いましょう。
DIY講座の口コミ
DIY講座を受講して効率よく学習しよう
DIY講座は、初心者が効率的に技術を学び自分のペースで進められる一方で、受講料や必要な道具などのコスト面での負担や、スケジュール調整の難しさがデメリットとなります。
講座を選ぶ際には、受講形式や内容、講師の経験、価格などをしっかり確認することが大切です。本記事を参考に、自分に合った講座を見つけDIYを楽しんでみてはいかがでしょうか?
講座受講後、ご自身でDIYする際に図面の作成で使える無料CADソフトもあります。本格的な図面から起こしてみたい方はぜひこちらもご確認ください。